記事の内容
元大学教授であり作家である森博嗣の意見が、本当にためになりました。彼の自由で鋭い考え方には、いつも驚かされます。
・自由とは何か
・生き方を自己決定することの本質
・なぜあなたはあなたなのか
・自分の人生と研究するということの関係とは
自分の人生を考える時、どうしてもひっかかってしまうことはある。
「本質的な何かに気づけていない...何か違和感がある...」
今回の記事は、本当に自由に生きるためのヒントになれるはずです。
「仮説」を持つことの大切さ

道なき未知 Uncharted Unknown (ワニの本)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: Kindle版
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「仮説」を持つことの大切さ
というタイトルで述べられていたことが、とくに響いたので紹介したいと思います。
研究がこのような試行錯誤の繰り返しになるのは、前例というものがないためだ。
人生も、あなたが生まれて、あなたが生きているのは、世界で唯一の条件であって、過去にあなたが生きた例はない。誰も研究していないし、どこにも発表されていない。人生とはフロンティアなのだ。
あなたの生き方は、あなた自身が研究し、あなたの仮説をあなたが試してみるしかない。
こちらのサイトで全文読めるようです!!
自由の本質
・誰かの真似をしたくなってしまうこと
・集団に合わせてしまうこと
・親や周りの大人から言われたように生きてしまうこと
これらが大多数の人の特徴なのかもしれない。そもそも義務教育の段階で、個性を伸ばすのではなく、集団に合わせるようになってしまう。こういう何かにすがって生きる生き方は、ある種の安心感があるだろう。それに、人間は自分で考えたくない生き物だ。集団に合わせて思考停止していたい動物である。
けれど、そんな他者の価値観が混ざっている生き方は、不自由だとおもう。また、自ら他人に自分の人生をゆだねているのに、そのことに文句を言っているのもおかしい。
森博嗣の言葉は、
・自由に生きるとはどういうことか
・自分の生き方を自分で決めるということの本質さ
を考えさせてくれる。
あなたはあなただけ
私は、彼のこの言葉を何度でも繰り返したい。
人生も、あなたが生まれて、あなたが生きているのは、世界で唯一の条件であって、過去にあなたが生きた例はない。
人生も、あなたが生まれて、あなたが生きているのは、世界で唯一の条件であって、過去にあなたが生きた例はない。
人生も、あなたが生まれて、あなたが生きているのは、世界で唯一の条件であって、過去にあなたが生きた例はない。
繰り返しすぎだろうか(笑)
個人的には、どれだけ強調しても足らないような考え方だと思う。
なぜあなたがあなたなのか。
それはあなたが他の誰とも異なるからだ。生物の個体としての差異がある。
最近、男女差別などについて、SNSで議論が起こることが多い。忘れてはいけないことは、男女の違いの前に、個人が持つ本来の差異だ。その差異が、つまり個人なのだ。
差異と差別は違う。
だからこそ、自分だけの道を自分で探していかなければならない。本質的に、誰ともあなたの人生は異なるのだから。確かにこの過程は、彼が言うようににまさしく研究なのだろう。
自分だけの人生を楽しみ切るために、自分なりの仮説を立てることの有効さを彼は説いているのだと思う。
どんどん現代は、情報に触れる機会が多くなっている。これは一見、人々をより自由にするように見える。しかし、まだまだそうはなっていないと感じる。
何が足りないのかといえば、それは、思考である。情報を受けて、考え抜くことが必要なのだ。しかし、むしろ現代は「考えさせない時代」である、と言われる。そこから抜け出すヒントとして、森博嗣も含め、凄い人たちの生き方からは学べることが多いはずだ。そして、最後に決定するのは、もちろんあなた自身だ。
まとめ
最後に、この言葉を繰り返しておきます。
「あなたの生き方は、あなた自身が研究し、あなたの仮説をあなたが試してみるしかない。」
自分のために、考えましょう。
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