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インザトールグラス 狂気の迷路 【解説・考察】 岩の正体は?草の迷路が怖すぎ!

記事の内容

ネットフリックスにて公開された新作「インザトールグラス 狂気の迷路」。

 

早速見たので、ネタバレ感想を書いていきたいと思います。

 

人の背丈よりも高い「草」の迷路にかこまれ、出られなくなってしまうというストーリー。タイトルに「狂気」とあるとおり、ただでは終わらないスティーブンキングらしさの出た不気味なホラー映画でした。

 

ぞわっと、気軽に楽しめるホラーです。

 

さっそく、ネタバレを書いていきます。

 

 

 

 

「草」がとんでもなく怖い

さて、詳しいネタバレになる前に、この映画の最大の見どころに触れておく。

 

それは、「草」。

 

人の背丈よりも高い草原が一面に広がっている。このどこまでも続く、緑の面からは、とても「自然の恐怖」を感じる。

 

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ネットフリックス インザトールグラスより

 

人間にはどうすることもできないという自然に対する恐怖が、じわじわと襲ってくる。

 

そして、その中で迷ってしまうという恐怖がリアルに描かれている。ただの草原ではないということも徐々にわかり、その恐怖はなかなか他のホラー映画では味わえない。

 

「背の高い草の迷路」は、シンプルな設定なのに、恐怖感がものすごい!!

 

この恐怖は、予告を見て感じてもらうのがいいだろう。

 

www.youtube.com

 

一面の緑が、まるで人間の脳のようにも見える。

 

意思を持った「緑」のよう。

 

この中に迷い込んだら、不思議な要素がなくても怖い!!

 

 

 

 

 

ストーリー ネタバレ

 

車で移動しているベッキーとカル。

ベッキーは妊娠しており、どうやらこどもを養子に出すために移動しているよう。

 

車を止めていると、背の高い草原のなかから、子供の声が聞こえてくる。

 

「たすけて、ここから出られないんだ」と。

 

子供をたすけるために、二人は草原の中へと入っていってしまう。

その草原の中では、お互いの位置が特定できない。二人は迷ってしまう。

 

叫んでいる少年の名は、トービン。トービンとカルは出会うが、トービンによって大きな岩のあるエリアに導かれてしまう。

 

一方、ベッキーはトービンの父であるロスとであう。ロスの様子はどこかおかしい。

 

 

 

 

 

舞台は2か月後へ

場面は変わり、トラヴィスというキャラクターが登場する。

 

彼は、消息不明となったベッキーとカルを探しに来たのだ。ベッキーの子の父親こそ、彼である。

 

そんなトラヴィスも草の中の迷路へと踏み込んでしまう。

 

そこで、トービンと遭遇する。トービンのほうは、トラヴィスを知っているようだ。

 

そう、この二つの家族は、ループしていたのだ。どちらが先かわからない。どちらが原因になっているのかはわからない。

 

もう一つのポイントが大きな岩の存在。

 

触れた人間を狂わせてしまうのだ。

 

岩に触れたロスは、他のみんなを岩に触れさせようとする。従わない妻の頭をつぶして殺す。

 

 

 

 

 

人間関係の結末

自分の子供をおろすようにようにベッキーに迫ったトラヴィス。

実の妹へのゆがんだ愛情をむけるカル。

 

ロスが何を抱えていたのかは描かれないが、岩に魅了され、自分の家族すら殺してしまう。

 

ロスは岩に触れたことにより、迷路の中の近道を知ることができたのだ。

 

ベッキーたちも、追い詰められてしまう。

 

そして、カルやベッキーのことも狙い、殺してしまう。その周りには、たくさんのカルとベッキーの死体が。

つまり、このロスによる殺害も、何度もこの草原のなかでは繰り返されていることになる。

 

なんとか、トラヴィスはロスを打ち倒す。

 

そして、自分から岩に触れる。

そうすることによって、トービンを出口へと逃がそうとしたのだ。

 

外に出たトービンは、草原に入ろうとしているカルとベッキーの二人に遭遇する。

 

トービンは、「入ってはダメだ」と二人を制する。二人は、草原に入るのをやめる。

 

そして、ベッキーは気が変わり、自分でおなかの子を育てようと来た道を引き返すことにする。

 

その様子を、トラヴィスは草原の中から静かに眺めていた。

 

 

 

 

 

岩の正体とは?考察

劇中にでてくる最も不思議な存在こそ、大きな岩である。

 

不思議な草原の根源ともいえるのが、あの岩だろう。

 

岩の表面には、象形文字のようなもので、赤子を生贄に捧げる?ような模様が描かれている。

 

ここから、最終的な狙いはベッキーの赤子だということがわかる。何度も何度もこのループを繰り返してきたのだ。

 

赤子とは、始まりを暗示する。人間のはじまりであり、このループの原動力のようなものなのではないか?

 

そして、岩とこのループは、「人類の暴力の歴史」の象徴なのではないか?

 

アメリカの中心という言葉からわかるように、アメリカの歴史も反映している。

 

インディアンが虐殺されたという歴史も、おおきく反映しているはずだ。

 

暴力という人類の血の歴史。

 

これを今まさに、人類に突きつける機能が、あの岩の目的だったのではないか。

人類が争いの運命から逃れられないということのモデルが、今回のループの登場人物たちだった、そう思われる。

 

 

 

 

 

感想

 

みなさんはどんな感想をもったでしょうか?

個人的には、前半の雰囲気がつづいてほしかったです。

 

後半の展開はありきたり、という印象です。

 

せっかく昼間の草の描写がいいのに、夜のシーンが多すぎるのも残念なところでした。

 

 

 

 

 

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