記事の内容
シーズン3のアニメ化が決定しましたね!!
現在2期が放送中の人気アニメ、ワンパンマン。
1期と2期で、アニメーション製作会社が変わっていることを知っている人も多いかもしれません。
ワンパンマンの製作会社は、1期はマッドハウス、2期がJ.C.STAFFです。
3期も、引き続き、J.C.STAFFです。
今回の記事では、なぜアニメーション製作会社が変わることになったのか、調べてみたいと思います。
- 記事の内容
- マッドハウスとは?
- J.C.STAFFとは?
- 推測されている変更理由
- 他の製作会社変更の例はどうだったのか?
- 現状でのワンパンマン2期の評価
- マッドハウスは、超絶ブラック!?
- 追記
- 関連記事
マッドハウスとは?
株式会社マッドハウスは、日本のアニメ制作会社。日本動画協会準会員。日本テレビ放送網株式会社の子会社。アニメ制作会社における日本テレビ放送網株式会社の子会社は、他にタツノコプロがある。 ウィキペディア
デスノートやサマーウォーズ、パプリカなどが有名。
ワンパンマン1期を担当したのも、マッドハウスです。
マッドハウスの沿革、代表作に関しては次の記事がわかりやすいです。
大御所アニメ制作会社・マッドハウスの歴史を名作とともに紹介! | ciatr[シアター]
とても好評だったワンパンマン1期はこちら。
J.C.STAFFとは?
説明株式会社ジェー・シー・スタッフは、日本のアニメ制作会社。日本動画協会正会員。社名は「JAPAN CREATIVE STAFF」の略。 ウィキペディア
とある科学のレールガン、バクマンなどが有名。
以下の記事が、沿革をつかむのにオススメです。
アニメ制作会社J.C.STAFFってどんな会社!?特徴と制作アニメを徹底紹介! - アニメミル
推測されている変更理由
ネット上では、以下のような原因が推測されています。
・マッドハウスの方には、すでに他のアニメを作る予定が入っていた。
・マッドハウスは、1期レベルのクオリティを維持する予算がなかった。
・j.c.staffが羽振りが良くなり、マッドハウスよりも安く引き受けられた。
けれど、どれも推測の域を出ていなそうです。真実は、やはり製作会社の方にしかわからないのでしょうね。放送終了後などに、改めて真実が語られる日が来るのかもしれません。
他の製作会社変更の例はどうだったのか?
アニメーション製作会社の決定よりも、上の組織として、製作委員会と呼ばれる組織があります。放送局や映像会社、広告代理店などです。
基本的には、これらの製作委員会が決定権を握ります。つまり、アニメーション製作会社の独断で決定できるわけではないのです。
アニメーション製作会社の変更という事態の背景には、思ったよりも多くの要因がありそうですね。
組織なのだから仕方のないことなのかもしれませんが、この組織全体の不透明さが、アニメファンにとっては怪しいように見えることがあるようです。
アニメ問題を語るためには、製作会社だけではなく、様々な利権が絡んだ組織構造を分析する必要がありそうです。
現状でのワンパンマン2期の評価
PVが公開された直後では、作画への不安視の声も多かったです。
ネット上での、ワンパンマン2期の現状での評価が次のようなものです。おおむね、次のような意見が多いようです。
「作画は期待していたものよりも、なかなかいい。しかし、問題はアクションシーン。1期のアクションシーンと比べると、やはり迫力が足らない。ぜんたいとして、普通なアニメになってしまった。」
これらの意見を見ると、やはり1期のアニメのクオリティが相当高かったことがわかります。どうしても、アクションシーンなど、1期と比較されてしまいますね。
マッドハウスは、超絶ブラック!?
2019年4月にこんなニュースが飛び込んできました。
https://bunshun.jp/articles/-/11604?page=1
アニメ1話の制作にかかる期間はおよそ3カ月。4~5人の制作進行が、1クールでそれぞれ2~3話ずつ分担することになります。繁閑の差が激しいですが、マックスのときは1カ月の総労働時間が393時間に及びました」
つまり、残業時間としては220時間ほど。国が「過労死ライン」として定めている基準は1カ月間の時間外労働80~100時間なので、それをはるかに上回る“ブラック”な状況といえる。
残業時間が220時間!?!?
アニメ製作のとんでもない過酷さが伝わってきます。
しかし、この働き方は、アニメ業界の平均から見るとどうなのでしょうか?アニメ業界そのものがブラックだ、とはよく言われることです。
アニメーション制作者の労働時間を把握するため、1日の作業時間と1ヵ月の作業時間を調査したところ、1日あたりの平均作業時間は11.03時間、1ヵ月あたりの平均作業時間は約262.7時間。更に、350時間超働いている人は15.9%にも上っており、かなりの長時間労働であることがわかります。
やはり、全体的に働き方はかなりきつい。やりがい搾取なんて言葉も浮かびますね。
働き方改革が進む日本。アニメ業界全体の働き方が見直されるようになるべきです。
しかし、この過酷な労働が無くなれば、今のようなアニメのクオリティは保てなくなるのでしょうか?
いや、品質よりも人命ですよね。
アニメというのは、日本の大事な文化遺産でしょう。だからこそ、そこで働く人たちを1番に大事にするべきです。
追記
無事、シーズン2も終了しましたね!
シーズン2最終回についてはこちらでまとめています。
20243月現在、最新刊は30巻です。
アニメ3期では、どこまでのアニメ化なのか、楽しみですね。
期待です。
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