記事の内容
5/31日より、ついに公開されることになった「ゴジラ キングオブモンスターズ」。
評論家からの評判も高く、期待度は高まるばかり!
早速見てきました!
今回の記事では、ズバリ、ストーリーのネタバレをまとめます。
まだ見ていない方は、ネタバレ注意です!
監督について
マイケル・ドハティ監督。
あまり聞いたことがない監督だったため、調べてみる。
X-MEN2や、スーパマンリターンズの脚本などに参加。
しかし、監督をした「グリンプス」などの評価は低い。
この映画のできも心配してしまうが....
心配ご無用、傑作でした!!
もしも超絶ゴジラオタクがハリウッドで「ゴジラ」を撮ったら… M・ドハティ監督が愛を叫ぶ : 映画ニュース - 映画.com
上の記事を読めばわかるが、かなりのゴジラオタク。幼少期より、ゴジラ作品を見、ゴジラのフィギュアで遊んでいたのだという。今でも、枕元に飾っているのだとか。
そんなゴジラを愛するからだからこそ、ゴジラという存在そのものへの思いが熱い。人類にとってゴジラとはどういうものなのかなど、背景にある深い洞察も伺える。
ゴジラ以外にもたくさんの怪獣が登場する。それらは、日本のゴジラシリーズでも、ゴジラの好敵手として長年愛されてきた怪獣たちだ。それら一体一体の怪獣たちの見せ場も、今作ではどうなるのか気になるところ。
監督だけではなく、長年ゴジラシリーズに親しんできたファンこそ、ハリウッド映画に愛すべき怪獣たちがどう再登場するのか、待ちきれないはずだ。
ゴジラが大好きで大好きでたまらない人が、ハリウッドという莫大な予算をかけて生み出したのが今回の「キングオブモンスターズ」なのだろう。
ストーリー ネタバレ
ゴジラ(2014)の続編。
巨大生物への対策部隊を作り、各地に眠る巨大生物たちを監視していた。
学者のエマは、怪獣たちの声を分析し、怪獣とコミュニケーションを取れる装置「オルカ」を開発する。その装置によって、目覚めたモスラとコニュニケーションに成功した際、突如、環境テロリストたちにチームに襲われてしまう。
「オルカ」とともに、エマは娘のマディソンとともにさらわれてしまう。元夫であるマークは、芹沢博士たちチームとともに、行方を追う。
環境テロリストたち、彼らの目的は、各地に眠る怪獣たちを目覚めさせること。地球本来の姿を取り戻すためだという。
彼らによって、ギドラが目覚め、ラドンが目覚め、各地の怪物たちも目覚めてしまう。
ギドラの出現に呼応するようにして現れたのが、ゴジラ。
2回目のゴジラとギドラの衝突の際に、人類は両方とも抹殺しようと新兵器を使う。しかし、効果があったのはゴジラに対してだけだった。
ゴジラがいなくなったことにより、ギドラは世界中の怪獣たちの頂点に立つ。その結果、各地で怪獣たちが暴れだす。
死にかけているゴジラを復活させようと、芹沢博士たちのチームは奮闘する。
装置の故障から、誰かがゴジラの元まで、核を運び起爆装置を押さなければいけなくなってしまう。名乗りあげたのが、芹沢博士。
彼は、ゴジラを見上げる。そして、核が爆発する。
見事、ゴジラが復活する。
娘マディソンが「オルカ」を使って、ギドラをボストンにおびき寄せる。
このボストンの地にて、ゴジラ、ギドラ、モスラ、ラドンの最終決戦が始まる。
ゴジラは苦戦しながらも、核エネルギーの暴走により、ギドラを焼き尽くす。
こうして、ゴジラこそが、「キングオブモンスターズ」になり、映画は終わる。
とにかく「画」がかっこいい
今作の魅力は、なんといっても怪獣たちだ。
そして、カットや雰囲気、演出がいちいちかっこいい。動いてもいいし、陳腐に見せない「雰囲気」が抜群に優れている。下の図のように、モンスターたちの風格がとんでもない。ほとんどこのような迫力を保ったまま、モンスターバトルが進む。
とくに、かっこいいのがギドラ。黄色い雷をまとった姿の迫力はとんでもない。スケールが大きすぎて、ギドラの圧倒的な強さが伝わってくる。ぜひ劇場で見たい姿だ。
ゴジラも負けてはいない。
ボストンの最終戦では、自身の核エネルギーが暴走しかける。
「ゴジラVSデストロイア」で登場したような姿だ。バーニングゴジラとも呼ばれる。
一方、今作での姿がこちら。
このゴジラが、全身から熱線を放出し、ギドラを焼き尽くす。
シリーズのファンも嬉しい
ゴジラだけではなく、ギドラヤモスラ、ラドンそれぞれの見せ場も多い。ここには、ファンも満足するのではないか。
さすがに、監督自身が大ファンなだけはある。
そして、嬉しいのがおなじみのテーマソングも使われているということ。モスラのテーマや、ゴジラのテーマがより壮大にアレンジされて使われる。
この音楽を聞くだけで、従来のゴジラシリーズのファンは鳥肌ものだろう。
あのテーマ(⬇️の最初の部分)とともに、大迫力のゴジラがスクリーンに姿を現してくれる。まさにファンのための映画だ。
こちらはオリジナル。
母 エマの狂気
マーク、エマの夫婦は、前作のゴジラのせいで、息子を失っているのだ。その影響で、離婚することになる。
そのせいで、母エマは怪獣たちを復活させることに執着することになる。今回の一連の騒動も、エマの計画だった。
しかし、なんだかんだがあって、娘のために母親として命をかける。
彼女の目的、心境の変化などやや分かりづらかった。「ママこそが怪物よ」なんていうムスメのセリフもあったのだが。
メインの怪獣バトルが最高だったから、全然気にはならないかも。
エンドロールの白黒の男性は誰か??
エンドロールの終わりに映し出される一枚の写真。
そこには、ゴジラとともにある男性が写っている。
この男性は誰なのだろう?
正体は、中島春雄さんだ。
初代ゴジラから、18年間もの間、ゴジラの中の人をやっていた。いわゆるスーツアクターである。
彼を最後に持ってくるとは、ここにも監督のリスペクトが感じられる。
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