記事の内容
今回は、ホラー映画「武器人間」を紹介します。
こりゃまた、噂にたがわずヤバイ映画でした。
タイトルの通り、武器と人間の融合です。この造形が癖があってヤバイ。
今回の記事では、ネタバレ・感想をまとめていきます。
武器人間 あらすじ
1945年、第二次世界大戦末期の東部戦線。ある密命を受けたソ連軍の偵察部隊がカメラを携えた記録係を伴い、ナチス・ドイツの占領地域へと向かう。
やがて一行は、古びた教会で謎の大虐殺が行われた現場に遭遇、さらにその地下で不気味な施設を発見する。そこは、禁断の実験に取り憑かれたフランケンシュタインの末裔であるナチスのマッドサイエンティスト、ヴィクター・フランケンシュタイン博士が最終兵器として死体と機械を合体させ、不死身の“武器人間”を製造している秘密工場であった。
あの初代ドラえもんの大山のぶ代がナレーターを務めたことでも話題になった予告編。この予告の時点で、只者ではない雰囲気が伝わってくる。
気持ち悪い映画そう。
POV映画だった
さて、この映画を見始めてまず驚くのがPOVであるということ。
視点がビデオカメラの視点になる。観客はビデオカメラの視点で、この映画を体験することになる。
POVが向いているかどうか、映画によって別れると思う。今回の映画では、POVがうまく生かされていたと思う。
襲いくる奴らの臨場感が上がるからだ。
奇怪な武器人間たち
襲いくる奴らは、みたこともないような造形をしている。
武器と人間がグロテスクに融合しているのだ。
その様がとにかく異様である。POVという見せ方のおかげで、臨場感が一層高まり、奴らの正体のわからなさがすごい。
機械が奇怪さを生む。
うーん、奇怪。
これがガチャガチャと音を立てて、襲ってくるわけだ。怖すぎる。
武器人間の種類も豊富で、様々なタイプが登場する。それらは、想像力がぶっ飛んでいるもの。
一昨の映画に留めておくのはもったいないと感じるほどだ。
マッドサイエンティストもの
今回の元凶と言える人物がとある博士。
なんとあのフランケンシュタイン博士の子孫という設定。
武器と人間を融合させることに、とてつもない執念を持っている。
彼は1人で、実験を続けていたのだ。その結果、博士の命令のみをきく、大量の武器人間たちが出来上がった。
彼の狂気を感じる演技はなかなかのもの。
あのムカデ人間の博士に負けない狂気さを感じた。
人間を物のように扱い、次々に実験していく様はまさにマッドサイエンティスト。倫理のタガが外れた頭のおかしい映画として、見るものは楽しめるはず。
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