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アメリカンホラーストーリーs9「1984」ネタバレ感想 傑作でした。

記事の内容

この記事は、大人気ドラマ『アメリカンホラーストーリー』1984のネタバレ感想です。

 

Amazon.co.jp: アメリカン・ホラー・ストーリー:1984 シーズン9 (吹替版)を観る | Prime Video

©アメリカンホラーストーリー、FX

 

 

他の作品では味わえない独特な雰囲気が魅力的なドラマ、アメホラ。大好きなシリーズです。

今回のシリーズである「1984」は、アメホラファンにも、そうでない方にもおすすめできるシーズンでした!

 

かなり、満足度の高いシーズンです。

 

ネタバレ込みの感想となっているので、まだ見ていない方はご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

1984 あらすじ

 

テーマは80年代です。

当時の雰囲気が描かれます。

エアロビが流行っていたんですね。

 

僕はその当時生まれていません。

そんな自分にとっての共通項は、ホラー映画です。80年代といえば、スプラッターホラーが流行った時代でした。

この1984では、80年代ホラーへのオマージュがたっぷりです。

ホラー映画が好きな人には、たまらない要素でしょう。

80年代を直接は知らない人でも、『it』『ストレンジャーシングス』などのヒットにより、なじみ深い人も多いとおもいます。

 

それでは、あらすじを確認します。

 

1984年、ブルック(エマ・ロバーツ)はエアロビ教室を通じて知り合ったメンバーとレッドウッドキャンプ場へ向かいます。

 

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©アメリカンホラーストーリー1984, FX

 

しかし、このキャンプ場は、過去に大量殺人の現場となっていたのです。その事件の唯一の生存者であるマーガレットは、レッドウッドキャンプ場を再度盛り上げようと管理人になっていました。

 

時を同じくして、レッドウッドキャンプ場大量殺人の犯人であるMr.ジングルズは、精神病棟から脱獄します。

 

よくある、ホラー映画そのまんまの展開ですね(笑)

だからこそ、前半の展開はややありきたりで盛り上がりに欠けるかもしれません。

 

そして、さらに別の連続殺人鬼である「ナイトストーカー」という男も絡んできます。

 

案の定、殺人がおこってしまうキャンプ場。

 

どんどん人が死んでいくのかと思いきや、、、

 

登場人物たちには裏があり、それぞれの思惑のもと動きだします。

 

各登場人物たちの真の狙い。

Mr.ジングルズ。

ナイトストーカー。

 

これらが複雑に絡み合います。

そして、「アメホラらしさ」がブレンドされていきます。

 

 

 

ここからは、ネタバレが含まれます!!

 

 

 

 

 

 

アメホラの特徴

 

肉体のある幽霊。

幽霊なのに、何度も殺されてしまう。けど、生き返る。

基本的に、本人は幽霊である自覚があり、幽霊であることを楽しんでいる。

訪れる人々を殺しまくったりと、やりたいほうだい(笑)

けれど、場所に囚われている。

 

レッドウッドキャンプ場にて殺された人々も、幽霊になりその場にとどまっています。

つまり、前半の惨劇にて死んだ人たちは、後半に幽霊として再登場するのです。

 

アメホラらしい展開です。

 

 

 

 

ネタバレ 黒幕登場

 

最初のどんでん返し、それは、ジングルズは冤罪だったことです。

ジングルズではなく、マーガレットが犯人でした。

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©アメリカンホラーストーリー1984, FX

 

マーガレットが、証拠を捏造し、ジングルズの仕業に仕立てたのです。

 

かなしいことに、ジングルズは収監されるうちに自分自身が犯人だと思い込まされてしまいます。だからこそ、1984年で、彼は実際に人殺しになってしまいます。

 

 

 

 

 

黒幕は、ジングルズの母親?

ジングルズは子供のころ、弟を事故で亡くしてしまいます。彼の母親は、この事件のせいで恨みをため込んでしまうのです。

 

1970年のマーガレットによる虐殺。マーガレットをそそのかしたのは、ジングルズの母親だったのです。

 

彼女は、マーガレットをそそのかしただけで操ってはいないと思います。つまり、マーガレットの残虐性はもって生まれたものでしょう。

 

そのため、今作の悪として倒されるのはマーガレットです。

 

レッドウッドキャンプ場にて命をおとしたメンバーは力を合わせて、マーガレットを殺します。

 

 

 

 

 

父としてのジングルズ

1984年の惨劇のあと、ジングルズはレッドウッドキャンプ場をはなれ、家族と暮らしていました。しかし、悪魔と契約しているナイトストーカーによって、妻を殺害されてしまいます。

 

残った息子を守るため、ナイトストーカーを倒すために、彼はレッドウッドキャンプ場に戻るのです。ここからは、まるで彼が主人公かのようです。この転換の意味で、このドラマは後半からガラッと視点が変わります。

 

彼は、ナイトストーカーから息子を守ることができるのか?

 

この因果は、現代である2019年まで続きます。

 

この結末は、感動的でした。(アメホラでは珍しい)

 

 

 

 

 

ファイナルガールは誰?

「ファイナルガール」という言葉は、ホラー映画のなかで最後まで生き残る女の子のことを指します。1984は、数々のホラー映画へのオマージュにあふれているため、ファイナルガールは誰になるのか、という視点でも楽しめるようになっています。

 

アメホラらしく、一筋縄ではいかない結末になっています(笑)

 

前半の主人公であるブルックがどうなってしまうのかに注目です。

これまでのシリーズでは、ブルックを演じるエマ・ロバーツはどちらかというと性悪な女ばかりでした。今回のブルックはどうなってしまうのか。

 

1984年の惨劇の犯人にブルックは仕立て上げられてしまいます。そのせいで、収監され死刑を待つ身になっているのです。

 

その状態から、ブルックはどうなってしまうのか?

ブルックをはめた真犯人、マーガレットに一矢むくいることはできるのか?

 

これまでのシーズンのファンこそ、いい意味で楽しめるかもしれません。

 

 

 

ファイナルガールに関する作品は、こちらがおすすめ。

 

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