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経済を学びたい!!【おすすめ本紹介・入門書まとめ】経済、資本主義、貨幣とは?

記事の内容

 

 

・経済ってなんだ?

・資本主義ってなんだ?

・貨幣ってなんだ?

 

気になりますよね。

 

この記事では、経済とは何かを学ぶために役立つ本を紹介します。

経済学という学問だけでなく、そもそも経済ってなんなの?という広い視点で、経済の本質を見てみたい。

どの本も、私自身が読んで面白かった本です。

 

できるだけ、専門書ではなく、一般書を紹介します。

 

それでは、目次をどうぞ。

 

 

 

 

経済学、めっちゃ厄介

 

経済学を学ぶことは、私にとってとても厄介で難しい行為だ。

 

私はあらゆる学問に関心がある。だから、色々な学問に触れてきた。その中でも、経済学はとても厄介なものだと感じている。

 

なぜ、そう感じるのだろう?

 

経済学の標準理論や、出発点としている公理や仮定がどこまで科学的なものなのか、はっきり分からない。

 

さらに、学者間での意見の食い違いが見られる。学者が経済学なるものを批判している光景をよく目にするのだ。

 

・経済学は学問として成熟していない

・主流派経済学vs現代貨幣理論、など、学問の公理たる前提部分で、未だに議論が続いており決着していないように見える。

・主流派経済学を果たして科学と言っていいのか、自信がない。再現性が低いように見える。

 

これら理由から、経済の入門書を読むと、どうしても腑に落ちない箇所が出てくる。より深く調べようとすれば、未だに専門家同士が争っている様が見つかる。他の学問でももちろん議論はあるが、お互いの話を聞き発展していくものだ。しかし、経済学では主義が違うと互いに議論がうまく噛み合わない印象である。宗教的だ。

 

これも、学問のコアとなる公理部分で、まだ認識の食い違いがあるからなのだろうか。

 

門外漢の初心者には、とても入りづらい状況だ。

 

たとえば、経済のコアたるさまざまな概念たち。これらの概念の定義は、どこまで成熟しているのか?

 

・貨幣

・物価

・資本主義

・インフレ、デフレ

 

これら概念たちは、ほとんどの経済学者が納得するほど、客観的に定義された言葉なのだろうか?

 

側から見ていると、経済学者同士で、言葉の定義を巡って争っているようにみえる。科学というよりも、哲学に近い印象だ。

 

以下の記事も参考になる。

「経済学を独学する」なら、最初に読むといいスゴ本、究極の一冊 | 独学大全 | ダイヤモンド・オンライン

 

 

 

 

 

ひろゆきですら、経済分かっていない?

 

経済学が難しいことの具体例として、ひろゆきを挙げよう。

 

いまや、彼はもっとも影響力あるインフルエンサーの一人だ。そんなひろゆきは、経済をわかっていないのではないか、とネットで叩かれている。経済学の専門家との対談で、全く話が噛み合っていないシーンがあるからだ。

 

ひろゆきの経済に対する理解がおかしいのか?

それとも、専門家の方が間違っているのか?

 

どちらが正しいのか?

 

基本的に、ひろゆきは、まともに物を考えられる人物だと思う。それにも関わらず、経済学に関してはこのような評価だ。

 

経済学とは、なぜこんなにも厄介なのだろう。

 

 

経済学というよりも、経済そのものを考察する本の方が入門者にはベターかもしれない。よって、学問としての主流派経済学の本をゴリゴリに紹介するのは控える。(上記理由から主流派経済学への理解が難航している、というのが正直なところ)

 

 

 

 

 

 

おすすめ本紹介

 

 

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話 ヤニス・バルファキス

 

 

 

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お金のむこうに人がいる 田内学

 

 

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経済を考えるために最も重要な視点を本書は教えてくれる。以下の視点だ。 

 

・誰が働くのか?

・誰が幸せになるのか?

 

この視点を得られるだけでも、本書の価値は高いと思う。

 

 

 

 

 

 

現代経済学の直観的方法 長沼伸一郎

 

 

 

 

 

奇跡の経済教室【基礎知識編】 中野剛志

 

 

 

奇跡の経済教室【大論争編】 中野剛志

 

 

 

 

 

 

物価とは何か 渡辺努

 

 

 

 

 

人工知能と経済の未来 井上智洋

 

 

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金融の基本 田渕直也

 

 

 

 

 

なぜ投資のプロはサルに負けるのか? 藤沢数希

 

 

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最強の教養 不確実性超入門 田渕直也

 

 

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自由と成長の経済学 柿埜真吾

 

 

 

 

資本主義の終焉と歴史の危機 水野和夫

 

 

 

 

資本主義という謎 水野和夫 大澤真幸

 

 

 

 

新世紀のコミュニズムへ 資本主義の内からの脱出 大澤真幸

 

 

 

 

 

千夜千冊エディション 資本主義問題 松岡正剛

 

 

 

 

 

宗教と資本主義・国家 激動する世界と宗教

 

 

 

 

資本主義に出口はあるか

 

 

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岩井克人「欲望の貨幣論」を語る 岩井克人

 

 

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資本主義から市民主義へ 岩井克人

 

 

 

 

カール・マルクス『資本論』 2021年12月 (NHK100分de名著)

 

 

 

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 武器としての「資本論」 白井聡

 

 

 

 

 

力と交換様式 柄谷行人

 

社会の構造は、交換様式に依る。

そして、「互酬」という交換様式を高次元で回帰させようという目に見えない力がある。それが、人類の歴史上、何度も社会に到来し、影響を与えてきた。

 

 

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お金2.0 新しい経済のルールと生き方 佐藤航陽

 

テクノロジーにより、経済の民主化が進む。経済に住むことから、経済を創り出すことへの移行。

 

価値主義へ。

・信用や評価が資産になる

・営利と非営利の境目が消える

・経済と政治の境目が消える

・複数の経済圏は共存しうる。自分に合ったものを選択できる

 

 

 

 

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