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【アベマプライム感想】少子化問題ってお金で解決できるの?そもそも解決すべきなの?

記事の内容

この記事では、アベマプライムのとある回に関する私の感想をまとめます。

 

社会問題に対して、もっと語りたい、語り足りねえ、という方はぜひ見ていってください。

 

今回のテーマは、「少子化」です。

 

 

 

 

 

 

【出生率】成田悠輔「お金をじゃぶじゃぶ使えば?」子育て予算どう増やす?少子化担当大臣と議論

 

 

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今回感想語りたい回はこちら!

 

 

 

 

 

 

はたして少子化問題はお金で解決できる問題なのか?

 

 

仮にお金の制約が無いとするなら、何をすれば出生率は大きく上がるか?

それとも、お金では根本的に解決できない問題か?成田

 

 

経済的な問題で2人目、3人目を諦めている家庭にはお金が有効だろう。しかし、働き方のせいで、子どもを持たない選択をしている人もいる。そういうタイプには、お金ではなく、働き方改革が必要だ。大臣

 

働き方改革も、お金配れば解決するのでは?成田

 

たとえば、子育てよりも、今はキャリアを優先させたい人もいる。そんな人には、あまり有効では無いだろう。大臣

 

 

 

 

大臣の話をきいて思ったこと、それは、

少子化対策のターゲットは誰なのか?

という点だ。

 

現代の日本人のタイプは、年齢や性別でくくれないほど多様化が進んでいる。

 

高所得か低所得か、既婚者か未婚者か、結婚したいのかしたくないのか、子どもをほしいのかほしくないのか。

 

だから、政策のターゲットをもっと具体的に示してほしい。

 

今回の大臣の話を聞いていると、

どうやらターゲットは、

 

すでに結婚していて、子ども欲しいがお金の問題で諦めている層だ。

 

 

それでは、この世帯の子どもを増やすことは、

少子化対策にどの程度有効なのだろうか??

ここに疑問が残る。

 

なぜならば、今後日本では、結婚そのものが減っていくからだ。

親の数そのものがどんどん減っていく。

つまり、すでに結婚しているが出産をセーブしている層って、そんなに多くないんじゃね、と思う。

 

それに、この層が子どもをセーブしている理由は、お金だけだろうか?

子どもが増えれば、手間も増える。自分の時間も確保したい親としては、お金が増えたところで、子供を増やそうとするだろうか?

 

大臣が想定しているターゲット層で、ほんとうに少子化は解決できるのか、疑問が残る。

 

本質的解決ではなく、ほんのちょっとだけの対処療法、に過ぎないのでは...

 

 

 

 

少子化問題の本質はなにか?

 

それでは、少子化問題の根っこはなにか?

 

・結婚したいと思っている人が減っていること

・結婚したいができない人が増えていること

・子どもを望まない人が増えていること

 

なのではないか?

 

少子化問題の本質、ここを一番先に、

政策の表にださないのはなぜなのだろうか。

もう何十年も議論されているはずなのに。

 

もしかしたら、少子化問題の本質的解決は

不可能だと政府も知っているのかも。

 

それならば、お金をつかえば少しは解消できそうな問題にだけ手をだす、という方針は理解できる。

 

 

成田さんが指摘したとおり、少子化問題の本質はお金では解決できない、という見方に私も近い。

 

現代は、人々の自由を尊重する方向に進んでいる。

であれば、人々の選択肢は増える。

 

そんな時、人はわざわざ繁殖を選ばないのかもしれない。

 

少子化問題の本質とは何か?

 

実は、

少子化問題なんて問題じゃありませんよ、と

認知することこそ、大事なのかもしれない。

 

人間の自由が向上すれば当然行き着く帰結なのだから。

 

 

 

 

 

 

人は、ほんとうに子どもが欲しいのか?

 

また、成田さんは次のような指摘もしている。

 

人は豊かになり、自分はなにを欲しいのかを考えれば考えるほど、子どもを産まなくなる動物なのではないか 成田

 

逆に、前提を考えてみよう。

いままでなぜ人々は若いうちに子育てをしてきたのか?

 

その答えは、みんなしているから、だと思う。

 

多くの人がしていることだから、私も従う。

 

社会的な動物である人間らしい傾向だ。

 

つまり、個人がよくよく考えて子供欲しい!となっていたのではなく、

社会がそうなっていたからなんとなく

が正しい気がする。

 

だから、人ってそんなに子供欲しくないんじゃね?という成田さんの指摘には、共感できる。

 

しかし、やや異なる見解も述べたい。

 

30代、40代になってから、やっぱり子供欲しい、となる人も意外と多いのではないか。

 

つまり、成熟し、熟慮した結果、子供が欲しくなるパターンもあるということだ。

 

そうすると、経験的にも本能的にも成熟すれば、意外と子孫を残したくなるのが人間なのではないか、とも感じる。

 

豊かになったり、考えるようになったりすることがすぐに、子供いらないに結び付くわけではないのでは、とも感じる。

 

ここら辺はもう少しデータを参照して議論したい点だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなの感想

 

 

たった16分で、この大臣は何もしないことを確信させてくれた

  

何もしないのか伝わってきました

 

こうした、何の改善も期待できなそう、という意見がとても多かった。みんな手厳しい笑

 

たしかに、みんなのこの意見には激しく同意です笑

 

言っていることがこれまでの政府となんら変わらない。これまでの政府は少子化問題に対して全く結果を出せていない。よって、改善なんて起こり得ない。

 

成田さんの問いかけに対して、全く本質的な回答ができていない。

 

期待できる要素はどこにあるのだろう?

 

ふぅ......

 

ため息しか出ない...

 

 

 

 

そもそも政府が「日本国民は皆結婚したいはずで子どもを産んで幸せな家庭を作りたいはずなんだ。それがお金や格差の問題でできていないんだ」って思い込んでる時点で何も解決しない

 

これも、なるほど。

 

先ほど述べたとおり、人々の価値観は多様化している。

 

政府やマスコミは、多様性の重要性を訴えている。それなのに、少子化問題では国民の価値観を決めつけている。

 

胸糞悪い矛盾だ。

 

いやだねえ...

 

 

 

子ども国債を実施しない理由に対する大臣の答えが最悪。

「あくまで国債ですからプライマリーバランスが心配」って今時の世界の投資家は赤字の理由くらいみている。

いっとき赤字でも将来的に上がりそうなら買う。

 

 

これもなるほど。

 

子ども国債にたいする大臣の返答の薄さが目立った。日本政府は、子ども国債について、本当に真剣に考えているのだろうか??

 

真剣に長年議論されてきたのだとするなら、なぜこんな返答が大臣の口から飛び出すのか。

 

短い放送内では説明を省いただけなのだろうか?

 

うーん、、、、

 

みなさんなら、さらにどう議論を進めるだろうか。

 

 

 

 

 

 

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