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『三体』小説第1巻の要点まとめ/Netflix版との違いは?【圧倒的に面白いSFを楽しもう】

記事の内容

 

Netflixで実写化された『三体』。ドラマ版も、とても面白かったです。

 

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もっと楽しみたく、原作小説の一冊目を読みました!!

物語そのものはドラマも小説もほぼ同じですね。

違いは登場人物の名前や位置付けです。

 

ドラマと小説で共通するところについて、内容の要点をまとめます。

 

専門用語が多く、登場人物たちの狙いがやや難しい。けれど、物語の構造そのものはシンプルです。SFの王道展開ですを

 

それでは目次をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

三体 要点まとめ

小説『三体』、つまり、1冊目の要点をまとめておきたい。

 

 

葉文潔(イエ・ウェンジエ)の目的とは?彼女は何を知っているのか?

地球外生命に人類を滅ぼしてもらうこと。そのために、彼らにメッセージを送った。

 

 

 

 

地球外生命「三体人」はなぜ地球にやってくるのか?

地球を発見したのはイエ・ウェンジエが彼らに返信したから。

 

彼らが母星を出た理由は、母星の環境のせい。太陽が3つあるせいで天候を予想できない。そのため、恒久的な繁栄、平和が難しい。もっとよい星を目指して宇宙へ進出した。450年後ころ、地球に到達する予定。

 

 

 

 

団体「科学フロンティア」の目的とは?

正体は「地球三体運動」という団体。内部ではいくつかの派閥に別れている。

・降臨派は人類の滅亡を願う。

・救済派は、三体人を神と崇め、神を救済する責任を信徒が担う。三体問題を解くことを目指す。

・生存派は、三体人に隷属してでも、人類の生存を目指す。

 

 

 

 

 

ゴーストカウントダウンや宇宙の瞬きなど、超常的な現象は何が起こしているのか?何が科学法則を狂わせたのか?

三体人が地球に送り込んだ「陽子」のせい。それは、コンピュータ、人工知能として機能するという、現代の人類からすると考えられないようなテクノロジー。「智子」と名付けられた。加速器を操作し、人類の基礎科学の発展を邪魔することが狙い。超常的な現象など、全てはこの陽子のせい。三体人は人類の科学の発展を侮っていない。だから、ミクロな物質の研究という基礎科学の進展を邪魔しようとした。

 

 

 

 

VRゲーム『三体』の目的とは?

地球三体連合がゲームを作った。普及と勧誘が目的である。

 

 

 

 

 

感想

スケールが大きい物語。これがSFの良さ。

 

人類に絶望し、地球外生命を招くという心理が想像できるようになっている。そして、未知の三体人の脅威に絶望した後、ふたたび希望を持つラストが熱い。「虫ケラ」という目の付け所、その強調のさせ方がいい塩梅。史強というキャラの存在が物語を引き締めてくれている。

 

そして、やはり面白いのは科学をうまく活用してくれているところ。いろんなアイデアが素晴らしい。

 

三体問題をモチーフにしたVRゲーム。

狂う科学法則。

ナノテクによる大規模切断武器。

ゴーストカウントダウンという超常現象。

高次元で超ミクロなコンピュータ、知能。

地球外生命の性質、思考。

 

これらがうまくまとまっている。SFの魅力が詰まっている。

 

続きが気になる。

 

 

 

 

 

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