本記事のイシュー
「失敗の定義とは何か。また、定義から考えて失敗しない方法とはどんなものか。」
失敗したくない!
と思っている人は多いはず。
そんな中、失敗というものを冷静に捉えるにはどうすればいいのだろうか?
やはり、失敗したくないのなら、「失敗」とは何なのかを考えてみるべきだと思う。ひろゆき氏の意見が参考になったのでまとめてみたい。
ひろゆき氏の意見
ひろゆき氏の意見の概要はこうだ。
失敗かそうじゃないかは、ゼロイチではない。
失敗かどうか判断する人は誰か?
判断する人の失敗の定義を避けている限り、失敗にはならない。
だから、失敗にならないようにできるだけごまかす。 失敗を失敗に見せなければいい。
こちらの本も気になる。
無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21
- 作者: ひろゆき
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
言葉の問題
やはり言葉の問題なのだ、ということを私は感じた。
失敗したくない!!!と強く思ってしまう人は、失敗という言葉の前で思考停止している。言葉の思考停止性は、本当に怖い。実際には、失敗という実態があるわけではない。あるのは、人間の解釈だけである。
行為の主体である私の解釈。
失敗かどうか判断する第三者の解釈。
時には、この両者は同一人物なことも多い。
とにかく、そこには「失敗」という絶対的なものはないのだ。人間の認識という限りなく連続的な波のようなもの、これがだいたいの人間社会の本質だ。だからこそ、「こうすれば絶対うまくいく」などの法則もありえない。
失敗という解釈は相対的なものである。
だから、自分で決めていけばいい。
言葉に騙されないために大事なのは、失敗ということの中身を見ることだろう。
それは失敗だろ!!と言われたとしても、自分でその中身を分析してみてそうじゃないと思えるならば、反論が可能だ。逆に、自分で分析した結果、本当に失敗と思える部分が見つかるかもしれない。そこまでできているならば、もう失敗への恐怖はないのでは?冷静に受け止められるはずだ。それに、そこまで分析して見つかった点であるならば、今後の改善にももちろんつながるはずだ。
関連記事
言葉の思考停止性に関係するテーマとしては、これらの記事がオススメ。
本ブログが誰かの自由につながったのなら、うれしい。