好きをブチ抜く

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やっぱり古本屋も素敵だ

ナイスな出会い

こんにちわ、メタです。

今回は、古本屋にてずっと欲しかった本を見つけることができたので、紹介します。

 

不完全性定理」についての2冊です!!

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 やっと発見できました、嬉しいーーー

 

 

 

本屋の利点

ちゃんと欲しいという動機を持ちつづければ、自分の脳が発見してくれる。

 

こういう出会いを提供してくれる図書館や古本屋、なくならないで欲しいですね。行くたびに、新しい出会いがある。皆さんは、こうした本との出会い、思い出深いものはあるでしょうか?私にとっては、貴重な本が残っている可能性がある古本屋という場所は、とても大事な場所ですね。

 

本屋、図書館の良い点としては、自分の関心以外の本もたくさんあることです。

 

電子書籍は私もよく使っていますが、自分の購入履歴をもとに計算されたおすすめが出てきてしまいます。自分の関心の外へ目を向ける機会が少なくなってしまうことに、私は危機を感じざるえない。可能性を広げてくれる空間、自分にはとても必要だと感じています。

 

本という形になった考えたち。人文知については、こちらで考えています。

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本の紹介と「不完全性定理

心を奪われたアイデア、それがゲーデル不完全性定理です。初めて知ったときから、もっときちんと勉強してみたいと思っていた。

 

私がゲーデル不完全性定理証明を理解しようと、色々と勉強していて出会ったのがこの本。みなさんは不完全性定理に興味を持ったことはあるだろうか?ちゃんと勉強しようとすると、馴染みのない証明手続きにとっつきにくい。私は、この本でやっと、ある程度腑に落ちるところまで理解することができた。とても感謝しています。本橋氏の論理学についての説明はかなり深く、ためになります。こちらでも紹介しています。

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図書館で借りて読んだため、購入して手元に欲しかった。しかし、悲しいことに発行が終わってしまっているのかな?アマゾンですら、ずっと在庫がない。kindlle版はあるものの、固定レイアウトのため見づらい。ずっと紙の本として、手元に欲しかった。けれど、どこの本屋を探しても見当たらなかった。

 

そんな中、今回、やっと見つけることができたのです!!!古本屋にて。

 

見つけた時は、本当に驚きましたね。状態も良かったので、すぐに購入を決意しました。加えて、次の本も同時に見つけることができました。こちらもずっと欲しかった本。最高の出会いですね。いい日です。

 

もう一冊がこちら。

ゲーデルの定理――利用と誤用の不完全ガイド

ゲーデルの定理――利用と誤用の不完全ガイド

 

 

ずっと気になっていた本。ゲーデル不完全性定理について、きちんと言葉の定義を確認していく。あくまでも、数学の定理だということに、注意が必要であることがよくわかる。数学の世界での言葉は、厳密に意味が定義されている。「無矛盾」「不完全」など、日常に出てくる言葉とかぶっている面があることが、誤用されてしまうことにつながる。

 

しかし、「無矛盾」「不完全」という言葉は、数学内での使い方として厳密に定義されている。この定義を数学に詳しくない人が正確に把握することが、ほんとに難しいところである。この解説をかなり丁寧にしてくれる良書。読み込んだら、また紹介したい。

 

 

こちらで、「不完全性定理」についてまとめています。

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