記事の内容
ついに、令和初となるライダーの情報が解禁されましたね。
そのタイトルは、「仮面ライダーゼロワン」。
そして、扱うテーマは「AI」です。テクノロジーの進歩が社会を変えつつあること、AIが話題になっていることなど、世相の反映が見て取れますね。
今回の記事では、公開されている情報をもとにいくつか考察してみます。
目次をご覧ください。
「ゼロワン」というタイトルの意味
仮面ライダーゼロワンというタイトルから読み取れることは何でしょうか?
「ゼロワン」は「01」のことです。
この「01」は、デジタルの世界のことを指していると思われます。
コンピュータの中では、全ての情報を「0と1」の組み合わせで表します。デジタルでは、すべての情報を0か1の2値で表現します。
スマホで扱える写真やビデオもその実態は、とんでもない桁数の「01」の数字の列なのです。
ここから考えられるのは、仮面ライダーゼロワンの世界観、戦い方などです。
エグゼイドでは、ゲームをモチーフに現実世界とゲームの世界が重なり合うような演出、戦い方が設定されていました。ゲームの世界もその実態は、デジタルの世界です。よって、仮面ライダーゼロワンの戦い方の演出など、エグゼイドのようなデジタルな世界と絡ませたものになるかもしれません。
デザインの新しさ
仮面ライダーゼロワンのデザイン、皆さんはどう感じたでしょうか??
予告はこちら。
どこが新しいかというと、その色!!
何と蛍光色!!
この色の奇抜さは、ダブルに近いでしょうか。令和初という役割も、平成2期初だったダブルに近いかもしれません。
ゼロワンのデザインについては、シンプルな素体で個人的には好きな方です。動いたらかっこいいように見えます。今放送中のジオウはかなりゴタゴタしたフォームが多いので、シンプル好きとしては嬉しいです。
気になるのは、フォームチェンジ。
色が変わるのがメインになるのでしょうか。それならば、各フォームの色も気になります。
【追記】
フォームチェンジの一つが公開されましたね!
蛍光ピンクでした!
「AI」という題材
さて、ゼロワンの扱うテーマはAIです。
AIロボ・ヒューマギアが実用されている社会です。
ちょっと気になるのはこんな一文。
そんな中、笑いのセンスがないにもかかわらずお笑い芸人を目指す飛電或人(ひでん・あると)は、AIによってお笑いの活躍場所を奪われてしまいます。
ここから、すでにお笑いAIが実用されている???
と解釈できます。しかし、お笑い芸人のような人の空気を読みながら、人を笑わせる能力は、現状のAIにはもっとも難しい部類のタスクなはずです。
お笑いAIがすべに実用化されている社会ということは、すでにAIの能力は人間を超えているのでは???と感じてしまいます。
そして、予告の中に出てくるのはシンギュラリティという言葉。
簡単にいうならば、「AIの能力が人間を超える特異点」という意味です。
しかし、AI関連の議論は難しい。シンギュラリティなんてすぐには来ないという科学者もいます。この難しいテーマをどうストーリーに生かすのか、気になるところです。
AIというテーマは、何度もSF作品として扱われてきました。そこには、「ブレードランナー」や「攻殻機動隊」などたくさんの名作があります。
AIを扱ってしまうと、そうした深いレベルでの考察がされているような作品と比べられてしまうのではないでしょうか。
AIについてさらに深掘りしたい方は、次の記事がおすすめです。個人的には、AIという概念にとても興味があります。
仮面ライダーだからこそ期待したいこと
AIというテーマの表面だけをなぞったような、使い古されたストーリー展開になってしまわないかやや不安を感じるところです。
仮面ライダーは子供向け作品です。しかし、だからこそ、「AIと人間」の本質をえぐったような、芯を突くようなストーリーだったり、表現を期待したい。
・仮面ライダーという作品に共通するテーマ
・仮面ライダーでしか描けないテーマ
これらと、AIという深いテーマを絡めたストーリーを希望したいですね。
ついにグッズも販売され始めましたね!!
かなりかっこいい。
平成仮面ライダーをまた見返したくなってきました。
今では、ネットですぐに見れるサービスがありとてもありがたいです。アマゾンプライムビデオでは、定額で仮面ライダー作品が見放題です。
アマゾンオリジナルの「アマゾンズ」も面白かったです。
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