好きをブチ抜く

「好き」をブチ抜く

本、映画、科学、哲学、心理、すごい人の考え方など。あらゆる情報を編集したい。

理不尽な進化【本紹介】進化論を誤解してしまう理由と歴史という知のあり方

記事の内容 進化論という学問に興味はあるでしょうか? 学問は知らずとも、私たちの日常生活でも「進化」という言葉はよく使われています。 しかし、そこで使われる進化の意味は、進化論での意味と同じなのでしょうか? 実はここには、本質的な違いがありま…

脳と時間 神経科学と物理学で解き明かす 【本紹介】 脳はタイムマシン

記事の内容 時間とは何か? 流れる時間は実在する?それとも錯覚か? 劇的な記憶がスローモーションなのはなぜ? 過去や未来に想いを馳せるのは人間だけか? これら問いにせまれる本を紹介します。 『脳と時間 神経科学と物理学で解き明かす〈時間〉の謎』と…

宗教を生み出す本能 【本紹介】 宗教は人の本能に組み込まれている!

記事の内容 今回は、宗教と人間の本能に関する本を紹介します。 『宗教を生みだす本能 進化論からみたヒトと信仰』という本です。 宗教は人類生存のために進化したのか? この本の著者はイエスと答えます。 「原始社会において宗教は不可欠だった。信仰の本…

資本主義に出口はあるか 【本紹介】 「右/左」ではなく「ロック/ルソー」

記事の内容 現在の資本主義社会を相対化する視点を得られる本を紹介します。 タイトルは、『資本主義に出口はあるか』という本です。 現在出来上がっているこの社会を、ロックとルソーという対立軸の流れで読み解きます。資本主義を分析するために、経済学だ…

確率思考【本紹介】すべての意思決定は賭けである

記事の内容 今回は、『確率思考』という本を紹介します。 「私たちの人生における意思決定、それは全て賭けなんですよ」 この事実を実感、納得するのがこの本の目的になっています。 それでは、なぜこうした思考の転換にメリットがあるのでしょうか? それは…

100分de名著 資本論【本紹介】資本主義は私たちの幸福なんてどうでもいい

記事の内容 経済に関するとても有名な著作といえば、マルクスの「資本論」でしょう。 しかし、読んだことがない人も多いはずです。にもかかわらず、その内容は資本主義社会にいきる現代の私たちにとって、ぜひ押さえておくべきものです。私自身、今回あらた…

統計学を哲学する 【まとめ】統計学には飛躍があり、それは思想だ

記事の内容 今回は、一部で話題になっている本を紹介したい。 『統計学を哲学する』という本だ。 なぜ統計学に哲学が必要なのか? それは、統計学の理屈は、得られたデータから得られていないデータを推測することを正当化するためのものだからだ。しかし、…

眠れぬ夜の確率論【本紹介】数学は「確率」の本質をとらえられているか?

記事の内容 確率とはなんだろうか? 流行りの人工知能、機械学習を勉強していても、統計学を勉強していても、その基礎には確率論がある。しかし、その確率論を深ぼっていない人は案外多いと思う。 現代の数学には、おもにふたつの確率論がある。 現実に観測…

2つの自然数が互いに素である確率にπが!?【プログラムで実験して確かめる】python

記事の内容 今回の記事では、数学的にもプログラミング的にもとても興味深いテーマを紹介します。数学youtuberの鈴木貫太郎さんが紹介していた話です。www.youtube.com それは、2つの自然数が互いに素である確率は、である、というものです。もう少し説明し…

最強の教養 不確実性超入門【本紹介】世界の本質である不確実性と人間心理

記事の内容 「予測が当たらないことは問題ではない。予測できないことに予測することで対処しようという考え方がそもそも間違っている。」 未来のことを予測したい。予測できたなら、危険から逃げ、投資などによりお金儲けができるはずだ。 しかし、完全なる…

誰のために法は生まれた【本紹介】個人を犠牲にする集団を解体せよ

記事の内容 法とは、いったいなんなのでしょうか? 概念を深く理解するためには、その起源へと遡ることが有効です。 そうした過程をたどり、そもそも法とは何のためにあるのかを深掘りしている本を紹介します。 『誰のために法は生まれた』という本です。 こ…

あぶない法哲学【本紹介】法の根拠、常識を疑え 家畜になるな

記事の内容 法やルール。 それは、私たちが日常を過ごすうえで欠かせないものだ。 しかし、常識をそのまま受け入れていていいのか。当たり前に感じているルールの根拠も疑ってみるべきではないか。 私たちが従っている法には、納得できる根拠があるのか? こ…

分かりやすい「民法」の授業【本紹介】素人が民法学んでみた

記事の内容 法。 日々の生活において囲まれているはずのに、私はあまりよく分かっていなかった。 今回は、法の中でもとくに日々の生活に関わる民法について基礎を学びたい。法についてのイメージは、高校生までの勉強で触れた程度のものしかない。 生活に活…

論理学の驚き【本紹介】 哲学のおもしろいテーマで論理を楽しむ

記事の内容 今回は、論理と哲学の関係を楽しめる本を紹介したい。 『論理学の驚き 哲学的論理学入門』という本だ。 「ゆえに」「ならば」「である」「がある」が導く、思考、言語、日常についての驚き!「哲学としての論理学」が抽象的/具体的な驚愕の世界を…

「心の哲学」批判序説【本紹介】意識は無用なんかじゃない!

記事の内容 今回は、心の哲学に関する新しい知見を紹介したい。 「心の哲学」批判序説、という本だ。 心の哲学において、論理的可能性や思考実験による議論は強い。 しかし、本書の著者は、事実性を重視する。私たちの意識の具体的で現実的なあり方を離れて…

確率とはいったいなんなのか?確率の哲学入門【本紹介】

記事の内容 確率とはなんだろう? 確率とは何かという疑問を、もう少し具体的に言い換えてみる。 どのようにして確率の値はあてがわれているのか、だ。 これを説明する試みを確率解釈と呼ぶ。 数学や統計学では、確率の値はすでに与えられていることを前提に…

クオリアと人工意識【本紹介】 知能研究に足りないことこそ、クオリアだ!

記事の内容 人工知能研究に足りない視点は何か? ・意識はコピーできるか? ・人工知能に意識はうまれるか? 現状活性化している人工知能研究は、統計的な数理に基づいている。その方向へさらに進んでいけば、クオリアの謎の解明、人工意識は可能なのだろう…

なぜ今、仏教なのか【本紹介】進化心理学からみる瞑想の効果

記事の内容 今回は、仏教、瞑想、悟りについてのおすすめ本を紹介したい。『なぜ今、仏教なのか 瞑想・マインドフルネス・悟りの科学』という本だ。 本書の解説として、仏教の専門家でもある角川祐司氏が、内容を簡単にまとめてくれている。 まとめると本書…

松岡正剛 コロナウイルスを語る【情報と編集からみる生命、宇宙、自己】

記事の内容 編集工学の産みの親であり、あらゆる知識にくわしい松岡正剛。 そんな彼が、現状のコロナウイルスを分析しています。 その内容が興味深かったため、こうして記事にまとめさせていただきます。 ウイルス対策という現実的な視点ではなく、ウイルス…

女と男 なぜわかりあえないのか【本紹介】男女が異なるという科学的な事実を冷静に受け止める

記事の内容 とにかく、「男と女の違い」というテーマは冷静な議論が難しい。ツイッターなどのSNSでは、つねに、男女差別に関しての話題が飛び交っている。 その中には、まともな意見もあれば、単なる個人的な不満まである。 そうした情報を冷静にさばくため…

無限に魅入られた天才数学者たち【本紹介】無限と数学の歩みについて知れるおすすめの一冊

記事の内容 「無限」とはなんだろうか? 言葉としては知っている人は多い。それに、人類にとって、無限という概念は重要な概念だった。しかし、数学的に分析されるまで時間がかかった。 厳密な論証、分析の体系でもある数学は、無限をどう扱ったのだろうか?…

心はすべて数学である【本紹介】心の正体は数学なのか⁉

記事の内容 とても刺激的なタイトルの本を紹介したい。 津田一郎の『心はすべて数学である』という本だ。 タイトルのとおり、心と数学の関係を考察する。 数学と何か、心とは何か、この二つの問いを同時に考える。両方のテーマに興味がある人には、最高の本…

進化とは何か 【本紹介】 ドーキンスによるわかりやすい入門書

記事の内容 今回は、『進化とは何か』という本を紹介したい。 「私たちはスポットライトの中で生きている」とドーキンスは言う。 「『現世紀』というのは膨大な時間の流れの中の小さな一スポットライトに過ぎない」のだと。 進化論を実感するために欠かせな…

言葉は意味を持ちえない!? 驚愕の規則と意味のパラドックス【本紹介】

記事の内容 今回は、とても不可思議な結論へといたってしまうパラドックスを紹介します。 その哲学的な議論は、私たちは言葉に意味をもたせることも、規則に従うこともできないというのです。 この結論へと至る精密な議論をたどることで、哲学的思考力も養え…

「コミュニケーション」とは何か?人間の本質・フレーム問題に迫る

記事の内容 普段私たちが当たり前にしていること、コミュニケーション。 しかし、これを学問的に深く考えてみると、かなり常識的な感覚とは異なる側面も見えてくる。 「コミュニケーション」とはなんだろうか?? そこからは、人間の本質につながるような問…

【現代思想の教科書】世界と自分を批評するための知 入門におすすめ 

記事の内容 今回の記事では、『現代思想の教科書 世界を考える知の地平15章』という本を紹介します。 現代の世界を分析するには、かなりたくさんの知恵を土台にする必要があります。そのためには、勉強すべきことはとても多い。初心者にとっては、ハードルが…

〈現実〉とは何か 私たちの常識を覆す「数学=現実」な普遍構造とは?(圏論の応用)

記事の内容 今回は、知的にとんでもなくエキサイティングな本を紹介します。『現実とはなにか』という本です。 私たちが生きるこの現実を徹底的に見つめることで、現実の根本的な成り立ちを分析します。 そこでは、量子論や数学、そして、現象学に共通すると…

不完全性定理を間違って使わないために 【利用と誤用の不完全ガイド】

記事の内容 一般の人の間でも、かなり有名な定理といえば、ゲーデルの不完全性定理です。 数学のとある限界を示した定理であり、その深遠さから、様々なアナロジーに用いられることも多いです。 しかし、これは数学の定理です。 よって、正確に使うには、数…

人はなぜ宗教にハマるのか? 私たちが「神」を求めてしまう理由

記事の内容 人はなぜ宗教にハマるのか? なぜ、この21世紀においても宗教はなくならないのか? 無宗教に見える日本においても、「宗教現象」は日常のありとあらゆるところにあります。テレビで流れている占い、オーラ鑑定、お墓参り、心霊特集、などなど宗教…

【AI倫理 人工知能は責任をとれるのか】 AI社会到来に備えるための必読書

記事の内容 AIが発展し、どんどん社会に浸透していく未来。 AIが他の技術と違うのは、「人に近づいていく」ように見えるところです。人に人権や自由、責任があるならば、AIはどうなっていくのでしょうか。 だから、AIが社会に浸透すればするほど、AIについて…