好きをブチ抜く

「好き」をブチ抜く

本、映画、科学、哲学、心理、すごい人の考え方など。あらゆる情報を編集したい。

言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか【本紹介・まとめ・要約・感想】

記事の内容 言語の本質とはなにか? この問いに、オノマトペの性質を探ることで迫る。 それが今回紹介する本の試みだ。 言語の大問題である記号接地問題。 オノマトペが、いかにこの問題に関わっているのか。 人工知能に興味がある人にも、言語に興味がある…

言語とは何か?【おすすめ本紹介】言語、認知、論理、記号

記事の内容 この記事では、言葉と論理と認知について勉強できる本を紹介したい。 すぐに役立つ本よりも、そもそもを深ぼる学問的な本を中心にまとめる。 ・言葉とは何か? ・言葉と認知の関係 ・言葉と論理の関係 ・言葉と記号の関係 こうしたテーマに興味が…

論理学の驚き【本紹介】 哲学のおもしろいテーマで論理を楽しむ

記事の内容 今回は、論理と哲学の関係を楽しめる本を紹介したい。 『論理学の驚き 哲学的論理学入門』という本だ。 「ゆえに」「ならば」「である」「がある」が導く、思考、言語、日常についての驚き!「哲学としての論理学」が抽象的/具体的な驚愕の世界を…

無限に魅入られた天才数学者たち【本紹介】無限と数学の歩みについて知れるおすすめの一冊

記事の内容 「無限」とはなんだろうか? 言葉としては知っている人は多い。それに、人類にとって、無限という概念は重要な概念だった。しかし、数学的に分析されるまで時間がかかった。 厳密な論証、分析の体系でもある数学は、無限をどう扱ったのだろうか?…

言葉は意味を持ちえない!? 驚愕の規則と意味のパラドックス【本紹介】

記事の内容 今回は、とても不可思議な結論へといたってしまうパラドックスを紹介します。 私たちは言葉に意味をもたせることも、規則に従うこともできないというものです。 かなりヤバいパラドクスですよね。 この結論へと至る精密な議論をたどることで、哲…

不完全性定理を間違って使わないために 【利用と誤用の不完全ガイド】

記事の内容 一般の人の間でも、かなり有名な定理といえば、ゲーデルの不完全性定理です。 数学のとある限界を示した定理であり、その深遠さから、様々なアナロジーに用いられることも多いです。 しかし、これは数学の定理です。 よって、正確に使うには、数…

分析哲学入門 【書評・まとめ】 言葉から哲学する感覚を養う!!

記事の内容 分析哲学という言葉、聞いたことがあるだろうか? 日本での馴染みは薄いのかもしれない。しかし、英米での主流な哲学の一つが分析哲学 である。 ざっくりといううならば、哲学的な議論をする際に、使われる概念をより論理的に分析していこう、と…

ウィトゲンシュタインと仏教!? 【理性の限界内の「般若心経」】

記事の内容 元から私は、仏教の「空」という真理に興味を持っていた。それはたしかに、論理的に考えれば行き着く場所であるように思えたからだ。 しかし、「論理」もとても魅力的だ。だからこそ、論理をつきつめたウィトゲンシュタインの哲学は、とても学べ…

【ウィトゲンシュタインはこう考えた】 偉大な哲学者の個人性からその思想に迫る

記事の内容 「ウィトゲンシュタインはこう考えた」という本の内容から、いくつかの点をまとめる。 完全に、ウィトゲンシュタインの哲学に興味がある人向けの記事になる。 ・言語と論理の関係 ・言語と私の関係 ・私と世界の関係 などなど、彼の哲学に興味を…

分析哲学、言語哲学入門におすすめ 【分析哲学講義】

記事の内容 今回は、「分析哲学講義(青山拓央)」という本を紹介する。 分析哲学とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれない。しかし、英米哲学では、分析哲学が柱になっている。 一般的に哲学と言われるものと線引きは難しいが、特徴は、我々の言語による認…

【論理の哲学】 論理と数学の関係、論理と哲学の関係に迫る

記事の内容 「論理」というものは、どのように研究されてきたのだろうか?? ・論理と数学の関係は? ・論理と哲学の関係は? ・論理と私たちが使う言語の関係は? などなど、興味は尽きない。 「論理」という対象に、どこか興味を惹かれる人もいると思う。 …

論理哲学論考ってなに?【内容の紹介とおすすめ本】

論理哲学論考はどんな人向き? ・思考と言語の関係 ・言語と世界の関係 ・言語の限界 ・哲学的な問いに解答はあるの? ・論理学の哲学 ・「私」と世界の関係 これらテーマが気になる人にぜひ読んで欲しいのが、ウィトゲンシュタインの論理哲学論考だ。 「語…