記事の内容 この記事では、これまで私が読んだ哲学・思想書を紹介します。 どれも読んでみて面白かった、学びになった本です。 まだまだ私自身、歩みの途中ですが、読書記録として、この記事にまとめておきたいです。 哲学や思想に興味ある方の役に立てれば…
記事の内容 この記事では、「心の哲学」を学ぶための本を紹介します。 全て私が実際に読んだ本です。 この記事を開いているみなさんにとって、心の哲学とは何か、という説明は不要でしょう。 ・物質世界において、心や意識というものをどう位置付けるか。 ・…
記事の内容 この記事では、この本を紹介します!! 史上最強の哲学入門 哲学の入門書として、とても有名な一冊です。 何も知らない人が哲学を楽しむために、やはり最適な一冊でしょう。 とにかく説明がわかりやすい。 全体の流れ、構成が秀逸です。 おかげで…
記事の内容 この記事では、千葉雅也の「現代思想入門」という本を紹介します。 現代思想のコンパクトな入門書として、決定版でしょう! わかりやすいし、熱意のこもった魅力的な一冊です。 本書の面白いところ ・現代思想ってこーゆうもんだよね、というまと…
記事の内容 自由は、目的ではなく手段にすぎない。 では、何のための自由か? みなさんこんにちわ、メタです。 今回も、好きをぶち抜いていきましょう。 この記事では、名著のエッセンスを紹介します。 今回紹介する本は、 『自由とは何か 「自己責任論」か…
記事の内容 進化論という学問に興味はあるでしょうか? 学問は知らずとも、私たちの日常生活でも「進化」という言葉はよく使われています。 しかし、そこで使われる進化の意味は、進化論での意味と同じなのでしょうか? 実はここには、本質的な違いがありま…
記事の内容 現在の資本主義社会を相対化する視点を得られる本を紹介します。 タイトルは、『資本主義に出口はあるか』という本です。 現在出来上がっているこの社会を、ロックとルソーという対立軸の流れで読み解きます。資本主義を分析するために、経済学だ…
記事の内容 法とは、いったいなんなのでしょうか? 概念を深く理解するためには、その起源へと遡ることが有効です。 そうした過程をたどり、そもそも法とは何のためにあるのかを深掘りしている本を紹介します。 『誰のために法は生まれた』という本です。 こ…
記事の内容 法やルール。 それは、私たちが日常を過ごすうえで欠かせないものだ。 しかし、常識をそのまま受け入れていていいのか。当たり前に感じているルールの根拠も疑ってみるべきではないか。 私たちが従っている法には、納得できる根拠があるのか? こ…
記事の内容 今回は、心の哲学に関する新しい知見を紹介したい。 「心の哲学」批判序説、という本だ。 心の哲学において、論理的可能性や思考実験による議論は強い。 しかし、本書の著者は、事実性を重視する。私たちの意識の具体的で現実的なあり方を離れて…
記事の内容 確率とはなんだろう? 確率とは何かという疑問を、もう少し具体的に言い換えてみる。 どのようにして確率の値はあてがわれているのか、だ。 これを説明する試みを確率解釈と呼ぶ。 数学や統計学では、確率の値はすでに与えられていることを前提に…
記事の内容 今回の記事では、『現代思想の教科書 世界を考える知の地平15章』という本を紹介します。 現代の世界を分析するには、かなりたくさんの知恵を土台にする必要があります。そのためには、勉強すべきことはとても多い。初心者にとっては、ハードルが…
記事の内容 今回は、知的にとんでもなくエキサイティングな本を紹介します。『現実とはなにか』という本です。 私たちが生きるこの現実を徹底的に見つめることで、現実の根本的な成り立ちを分析します。 そこでは、量子論や数学、そして、現象学に共通すると…
記事の内容 森博嗣の最新シリーズである「WWシリーズ」の新刊が発売されました。 タイトルは、『キャサリンはどのように子供を産んだのか?』です。 さっそく読んだので、ネタバレ考察をしていきます。 今作は、いつも以上に、抽象的ではっきりとはしない内…
記事の内容 AIが発展し、どんどん社会に浸透していく未来。 AIが他の技術と違うのは、「人に近づいていく」ように見えるところです。人に人権や自由、責任があるならば、AIはどうなっていくのでしょうか。 だから、AIが社会に浸透すればするほど、AIについて…
記事の内容 現状の人工知能には、何ができて何ができないのか? それを掴むためには、「知能」ということのそもそもの考察が必要だ。 そのためのいい本を、この記事では紹介したい。知能とはなにか、人工知能の限界とは何か、いろいろな視点が得られる本であ…
記事の内容 「おばあちゃんをうしなった悲しみと、感情中枢の働きのどちらが本質か?」 脳科学で、すべては解決できるのか?? この問いに、ほとんどの現代人はイエスと答えるだろう。みな、無自覚的に科学を万能だと感じているからだ。しかし、上のような問…
記事の内容 「こころ」とはなんだろうか? この謎を解明するためのアプローチには、たくさんある。それらを総括し、道筋を示してくれるのが、「心の哲学」という分野だ。近年の脳科学の成果により、よりスリリングな議論が展開される分野でもある。 はたして…
記事の内容 今回は、戸田山和久氏の「哲学入門」という本を紹介したい。 他の哲学入門書とはかなり異なる内容になっている。 なぜならば、科学の成果、つまり唯物論者の立場から書かれているからだ。そのため、他の哲学入門で扱うようなソクラテスやニーチェ…
記事の問いと内容 ・GAFAの強さの背景とはなにか? ・GAFAの狙いとはなにか? これらの問いを考えるためのいいヒントを得ることができたのでまとめたい。それは、「思想とテクノロジーの融合」だ。 ダースレイダー氏と宮台真司のラジオからのヒントである。…
記事の問いと内容 自然科学の言語は数学だ、と言われています。 あらゆる自然科学の理論と実験は、数学をベースにしていますよね? 数学は、自然のしくみを説明するのに、なぜこれほどまでに効果的なのでしょう。 今回は、こうした疑問を感じたことがある人…
記事の内容 今回の記事では、一部の人の中では話題な「シミュレーション仮説」というものを紹介する。わかりやすく教えてくれるいい本が見つかったからだ。 私たちの世界は、何者かによって作られたシミュレーションの世界である この驚愕的な説こそ、シミュ…
チューリングを受け継ぐ 論理と生命と死 星野力 コンピュータによって計算できることとできないこと。計算とはいったい何かという問いは、「人間は機械なのか」という問いにつながっている。世紀末になってやっとはじまった適応と遺伝による生命の計算にもチ…
記事の内容 今回の記事では、中村文則の「教団x」という本の感想をまとめる。 アメトークでも、紹介されるなど一時期注目を集めていた本だ。 しかし、その内容はジャンル分け不能なほどカオスな本である。しっかりとオチがあるストーリーでもなく、ネタバレ…
記事の内容 皆さんは、精神分析学というものをしっているでしょうか?いくつかの体系がありますが、「ジャック・ラカン」の精神分析に注目してみます。 精神分析学は、臨床実践としての側面と、思想としての側面があります。 今回紹介する本の著者は、現代は…
記事の内容 森博嗣の最新シリーズの一冊目「それでもデミアンは一人なのか?」の内容をまとめます。 デミアンとは一体何者なのか? 「一人なのか?」という問いかけの意味とは? これまでのシリーズとはどんな関係があるのか? 森博嗣の未来感のさらなる拡張…
記事の内容 「論理について頭を悩ませたことのある人に、そして将来頭を悩ませる人に本書を捧げる」 今回紹介する本の冒頭に記されている言葉だ。 この一言に、すでにもう惹かれている人もいるのではないか? 現在、本屋に行けば、論理的思考の重要さをうた…
記事の内容 ・人間の知能の素晴らしさはどこにあるのか? ・AIは人間を超えるのか? ・AIと人間の違いとは何か? 今回は、認知科学者、苫米地英人の本を紹介する。 「心が折れる」のはダメな人間の証拠ではなく、人間の素晴らしさの証拠 これがこの本の核と…
記事の内容 ・幸せに生きるために ・自分のやりたいことを人生でするために ・知識だけでは、なぜダメか ・なぜ利己的ではダメか これらの基礎づけを、社会学に求めてみたい。 そのために、社会学者宮台真司の言葉が参考になった。 考えさせられる言葉をまと…
記事の内容 ・変化のある生活がほしい ・現代社会に求められる生き方とは? ・自分に縛られない生き方とは? ・新しい何かと「出会う」態度とは? これらを考える上で役立つのは、思想家東浩紀が提唱する「観光客」だ。 え、観光ってあの観光?と思う方にこ…