好きをブチ抜く

「好き」をブチ抜く

本、映画、科学、哲学、心理、すごい人の考え方など。あらゆる情報を編集したい。

【現代思想の教科書】世界と自分を批評するための知 入門におすすめ 

記事の内容 今回の記事では、『現代思想の教科書 世界を考える知の地平15章』という本を紹介します。 現代の世界を分析するには、かなりたくさんの知恵を土台にする必要があります。そのためには、勉強すべきことはとても多い。初心者にとっては、ハードルが…

〈現実〉とは何か 私たちの常識を覆す「数学=現実」な普遍構造とは?(圏論の応用)

記事の内容 今回は、知的にとんでもなくエキサイティングなある本を紹介します。『現実とはなにか』という本です。 私たちが生きるこの現実を徹底的に見つめることで、現実の根本的な成り立ちを分析します。 そこでは、量子論や数学、そして、現象学に共通す…

キャサリンはどのように子供を産んだのか?【ネタバレ解説】どんどんつながる森博嗣の世界

記事の内容 森博嗣の最新シリーズである「WWシリーズ」の新刊が発売されました。 タイトルは、『キャサリンはどのように子供を産んだのか?』です。 さっそく読んだので、ネタバレ考察をしていきます。 今作は、いつも以上に、抽象的ではっきりとはしない内…

【AI倫理 人工知能は責任をとれるのか】 AI社会到来に備えるための必読書

記事の内容 AIが発展し、どんどん社会に浸透していく未来。 AIが他の技術と違うのは、「人に近づいていく」ように見えるところです。人に人権や自由、責任があるならば、AIはどうなっていくのでしょうか。 だから、AIが社会に浸透すればするほど、AIについて…

生命の知の仕組みから考える人工知能の限界 自動運転は不可能

記事の内容 現状の人工知能には、何ができて何ができないのか? それを掴むためには、「知能」ということのそもそもの考察が必要だ。 そのためのいい本を、この記事では紹介したい。知能とはなにか、人工知能の限界とは何か、いろいろな視点が得られる本であ…

脳がわかれば心がわかるか 脳科学の乱用を防ぐクリティカルな教養入門

記事の内容 「おばあちゃんをうしなった悲しみと、感情中枢の働きのどちらが本質か?」 脳科学で、すべては解決できるのか?? この問いに、ほとんどの現代人はイエスと答えるだろう。みな、無自覚的に科学を万能だと感じているからだ。しかし、上のような問…

心の哲学入門 不思議だらけの心の正体に迫る 初心者へおすすめの優しい哲学書

記事の内容 「こころ」とはなんだろうか? この謎を解明するためのアプローチには、たくさんある。それらを総括し、道筋を示してくれるのが、「心の哲学」という分野だ。近年の脳科学の成果により、よりスリリングな議論が展開される分野でもある。 はたして…

哲学入門(戸田山和久)【書評・まとめ】 ミリカンやダネット 発生的観点からの哲学

記事の内容 今回は、戸田山和久氏の「哲学入門」という本を紹介したい。 他の哲学入門書とは、かなり異なる内容になっている。 なぜならば、科学の成果、つまり唯物論者の立場から書かれているからだ。そのため、他の哲学入門で扱うようなソクラテスやニーチ…

【思想×テクノロジー=最強】 民主主義が無理なら...  プラットフォーマーの強さ 

記事の問いと内容 ・GAFAの強さの背景とはなにか? ・GAFAの狙いとはなにか? これらの問いを考えるためのいいヒントを得ることができたのでまとめたい。それは、「思想とテクノロジーの融合」だ。 ダースレイダー氏と宮台真司のラジオからのヒントである。…

神は数学者か?【書評・まとめ】 数学はなぜこんなにも強力なのか!

記事の問いと内容 なぜ数学は自然界を説明するのに、これほどまでに効果的なのか? こんな疑問を感じたことはあるだろうか。そんな人にピッタリの本を紹介したい。 「神は数学者か? 万能な数学について」という本だ。 上記のテーマのもと、数学というものの…

【シミュレーション仮説入門】 私たちは仮想世界の住人なのか!?

記事の内容 今回の記事では、一部の人の中では話題な「シミュレーション仮説」というものを紹介する。わかりやすく教えてくれるいい本が見つかったからだ。 私たちの世界は、何者かによって作られたシミュレーションの世界である この驚愕的な説こそ、シミュ…

分析哲学、言語哲学入門におすすめ 言語を深ぼる 【分析哲学講義】

記事の内容 今回は、「分析哲学講義(青山拓央)」という本を紹介する。 分析哲学とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれない。しかし、英米哲学では、分析哲学が柱になっている。 一般的に哲学と言われるものと線引きは難しいが、特徴は、我々の言語による認…

チューリングテストと知能と心 【論理と生命と死】

チューリングを受け継ぐ 論理と生命と死 星野力 コンピュータによって計算できることとできないこと。計算とはいったい何かという問いは、「人間は機械なのか」という問いにつながっている。世紀末になってやっとはじまった適応と遺伝による生命の計算にもチ…

教団x 【ネタバレ・感想・考察】 宗教とは人そのものである!!

記事の内容 今回の記事では、中村文則の「教団x」という本の感想をまとめる。 アメトークでも、紹介されるなど一時期注目を集めていた本だ。 しかし、その内容はジャンル分け不能なほどカオスな本である。しっかりとオチがあるストーリーでもなく、ネタバレ…

疾風怒濤精神分析入門 【書評・まとめ】 超わかりやすいラカン入門!!

記事の内容 皆さんは、精神分析学というものをしっているでしょうか?いくつかの体系がありますが、「ジャック・ラカン」の精神分析に注目してみます。 精神分析学は、臨床実践としての側面と、思想としての側面があります。 今回紹介する本の著者は、現代は…

それでもデミアンは一人なのか? 【感想・ネタバレ】 世界の拡張は加速! 待望の新シリーズ!

記事の内容 森博嗣の最新シリーズの一冊目「それでもデミアンは一人なのか?」の内容をまとめます。 デミアンとは一体何者なのか? 「一人なのか?」という問いかけの意味とは? これまでのシリーズとはどんな関係があるのか? 森博嗣の未来感のさらなる拡張…

論理学超入門 【書評・まとめ】 論理について頭を悩ませたことのあるすべての人に

記事の内容 「論理について頭を悩ませたことのある人に、そして将来頭を悩ませる人に本書を捧げる」 今回紹介する本の冒頭に記されている言葉だ。 この一言に、すでにもう惹かれている人もいるのではないか? 現在、本屋に行けば、論理的思考の重要さをうた…

人間は「心が折れる」からこそ価値がある 【書評・まとめ】 人間の素晴らしさを改めて確認

記事の内容 ・人間の知能の素晴らしさはどこにあるのか? ・AIは人間を超えるのか? ・AIと人間の違いとは何か? 今回は、認知科学者、苫米地英人の本を紹介する。 「心が折れる」のはダメな人間の証拠ではなく、人間の素晴らしさの証拠 これがこの本の核と…

人を幸せにすることで幸せになれ 「利己的」よりも「利他的」であるべき理由

記事の内容 ・幸せに生きるために ・自分のやりたいことを人生でするために ・知識だけでは、なぜダメか ・なぜ利己的ではダメか これらの基礎づけを、社会学に求めてみたい。 そのために、社会学者宮台真司の言葉が参考になった。 考えさせられる言葉をまと…

気軽に何かと出会ってみる 観光客という視点 【東浩紀】

記事の内容 ・変化のある生活がほしい ・現代社会に求められる生き方とは? ・自分に縛られない生き方とは? ・新しい何かと「出会う」態度とは? これらを考える上で役立つのは、思想家東浩紀が提唱する「観光客」だ。 え、観光ってあの観光?と思う方にこ…

イミテーションゲーム 【ネタバレ・解説】 背景にあるチューリングの理論・学問に迫る

記事の内容 ・映画イミテーションゲームの感想、解説、見所を知りたい・チューリングという人物について・チューリングマシンの概要・学問としての背景はどうなっているんだろう 映画そのものの良質な解説記事はたくさんある。 今回の記事では、映画の解説を…

数理論理学入門に最適 【はじめての数理論理学】証明の具体例が豊富でありがたい

はじめての数理論理学 証明を作りながら学ぶ記号論理の考え方 今回紹介したい本がこちら。画像クリックでAmazonへ飛べます! 論理とは何かを追求する人が行き着くところが「論理学」。 しかし、なかなかとっつきやすい入門書がない。 今回の本は、高校生でも…

【武田邦彦】宗教にとって修行とは何か 神の声とは遺伝子の声?

宗教と修行 武田邦彦氏が、「宗教における修行」というテーマで面白い分析をしていた。 彼は、いつも科学者として鋭い分析をしてくれる。 宗教、信仰心、修行による心身の変化、無意識などのテーマに関心がある私にとって、とても興味がある内容だ。 今回の…

【宮台真司】「意識高い系」はなぜ虚しいのか 彼らには「主体」がない?

宮台真司が意識高い系を分析 何度も耳にする「意識高い系」という言葉。 その言葉からどんなイメージを受けるかは人さまざまだろう。 社会学者 宮台真司が「意識高い系」について分析していた内容が面白かったので紹介したい。 「意識高い系」には、主体がな…

私たちはどこから来て、どこへ行くのか (森達也) 【書評・まとめ】科学に「いのち」の根源を問う

大いなる問い 「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」 私は誰か? なぜ死ぬか? 何を信じるか? 今回紹介する本の帯に書かれている問いかけです。 こんなテーマについて、誰でも考えたことがあるのではないでしょうか? しかし、もっと真剣に、それらテー…

科学と非科学の間 【書評・まとめ】 科学は、イエスかノーで答えてくれない

科学か、非科学か 「原発の安全基準の数字は?絶対安全なの?」 「そのワクチンって、絶対効果あるの?」 私たちは、これらの答えを科学に求める。 しかし、そんな科学は、はっきりとした答えを返してくれるのか? さらに世の中には、「科学っぽいけど、なん…

運命論を哲学する【書評・まとめ】 「運命」ってなんなんだ??

運命ってなんだ?? 今回紹介する本は、「運命論」を哲学するというものだ。 この運命という言葉、誰でも気軽に使っていると思う。 「あれは、運命だった」 「運命によって導かれたんだ」 しかし、運命という概念、深く考えようとすれば、なかなか奥が深い。…

天然知能【書評】AIにはないダサカッコワルイ知能とは?

AIにならないために 「いままで私たちは、あまりに人工知能的知性を、人間に課し過ぎていたのではないでしょうか。」 AIブームの昨今、もう一度人間や生命の知とは何か、考えてみる必要がある。 いままでは、こんな哲学的な問いは考えなくてもよかった人が大…

【東浩紀】なぜ哲学書、思想書を読むのか

本記事のイシュー 科学の知と哲学の知は、どのように構造が違うのか 東浩紀が語る、科学と哲学の知 本記事では、哲学者、思想家である東浩紀氏が、思想というものの知について、語っていたことをまとめる。 哲学というものはどういう知の体系なのか、科学と…

【落合陽一 宮台真司 対談】 次の時代をどう生きる まとめ

落合陽一と宮台真司の対談 深層ニュースにて、落合陽一と宮台真司の対談が実現した。 平成という時代を振り替え立つも、多岐にわたるテーマが勉強になる。 人間とは何か、テックの可能性など、興味がある人はとても楽しめると思う。 今回の記事では、主要な…