記事の内容 この記事では、言葉や論理、認知について勉強できる本を紹介したい。 すぐに役立つ本よりも、そもそもを深ぼる学問的な本を中心にまとめる。 ・言葉とは何か? ・言葉と認知の関係 ・言葉と論理の関係 ・言葉と記号の関係 こうしたテーマに興味が…
記事の内容 今回は、論理と哲学の関係を楽しめる本を紹介したい。 『論理学の驚き 哲学的論理学入門』という本だ。 「ゆえに」「ならば」「である」「がある」が導く、思考、言語、日常についての驚き!「哲学としての論理学」が抽象的/具体的な驚愕の世界を…
記事の内容 今回は、とても不可思議な結論へといたってしまうパラドックスを紹介します。 私たちは言葉に意味をもたせることも、規則に従うこともできないというものです。 かなりヤバいパラドクスですよね。 この結論へと至る精密な議論をたどることで、哲…
記事の内容 一般の人の間でも、かなり有名な定理といえば、ゲーデルの不完全性定理です。 数学のとある限界を示した定理であり、その深遠さから、様々なアナロジーに用いられることも多いです。 しかし、これは数学の定理です。 よって、正確に使うには、数…
記事の内容 無限って不思議すぎ。 みなさんは、無限を不思議に感じたことはあるでしょうか?私にとって、幼い頃に感じた不思議はこの式でした。 1 = 0.999999999999999... この式、本当にそうなの?? みなさんは、この式を習ったときの違和感を覚えているでし…
この記事の問いと内容 論理と計算との間には深い関係がある。現在のコンピュータサイエンスでは、その応用範囲は広い。 ・計算可能であるとはどういうことか? →理念 ・具体的には、どのようにして計算は行われるのか? →計算モデル論 ・計算手順をうまく記…
記事の内容 分析哲学という言葉、聞いたことがあるだろうか? 日本での馴染みは薄いのかもしれない。しかし、英米での主流な哲学の一つが分析哲学 である。 ざっくりといううならば、哲学的な議論をする際に、使われる概念をより論理的に分析していこう、と…
記事の内容 この記事では、数理論理学、数学基礎論、プログラム理論、計算論などの分野にまたがるおすすめな本を紹介したい。 軸として、「コンピュータは数学者になれるか」という本を挙げたい。この本では、巻末にて、さらなる専門書が紹介されている。初…
この記事の「問い」と内容 最近体験したとある視点を今回は紹介したい。私は「論理」が気になり、いろいろと勉強していた。そして最近改めて、英語を学習してみた。すると、とても勉強しやすかったのである。 論理学を学んだことが、英文解釈への取り組みや…
この記事の問いと内容 この記事では、「コンピュータは数学者になれるのか 数学基礎論から証明とプログラムの理論へ」という本を紹介したい。数学、論理学、人工知能、プログラムをまたぐ、とんでもなくエキサイティングな本になっている。 ・数学するという…
記事の内容 ゲーデルの不完全性定理についての本を紹介したい。林晋氏の「ゲーデルの謎をとく」だ。 この本は、勉強していくと、疑問に感じるちょうどいいところまで、簡潔に説明してくれている。この薄さで、定理の本質を伝えてくれるのはすごいとおもう。 …
記事の内容 「ウィトゲンシュタインはこう考えた」という本の内容から、いくつかの点をまとめる。 完全に、ウィトゲンシュタインの哲学に興味がある人向けの記事になる。 ・言語と論理の関係 ・言語と私の関係 ・私と世界の関係 などなど、彼の哲学に興味を…
記事の内容 ゲーデルの不完全性定理について、私は数冊本を読んでいる。今回は、とある一冊の内容をまとめたい。 「不完全性定理」に興味がある人におすすめな記事になる。 今回紹介する本は、野崎昭弘氏の「不完全性定理 数学的体系のあゆみ」だ。 タイトル…
記事の内容 今回は、「分析哲学講義(青山拓央)」という本を紹介する。 分析哲学とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれない。しかし、英米哲学では、分析哲学が柱になっている。 一般的に哲学と言われるものと線引きは難しいが、特徴は、我々の言語による認…
記事の内容 「論理」というものは、どのように研究されてきたのだろうか?? ・論理と数学の関係は? ・論理と哲学の関係は? ・論理と私たちが使う言語の関係は? などなど、興味は尽きない。 「論理」という対象に、どこか興味を惹かれる人もいると思う。 …
記事の内容 「論理について頭を悩ませたことのある人に、そして将来頭を悩ませる人に本書を捧げる」 今回紹介する本の冒頭に記されている言葉だ。 この一言に、すでにもう惹かれている人もいるのではないか? 現在、本屋に行けば、論理的思考の重要さをうた…
記事の内容 ・数学はどのように誕生してきたのか? ・宗教と数学の関係とは? ・人、社会、経済を貫く数学の論理とは? ・数学のキモとは何か? 数学、皆さんは好きでしょうか? 義務教育で教わる数学は、計算練習ばかりですね。 しかし、数学の本質とは「論…
遊戯王って楽しいし、頭も鍛えられる!! 突然ですが、遊戯王というカードゲームを知っていますか? そして、やっていて「頭も鍛えられるじゃん!」と感じたことはないでしょうか? 私自身、そう感じています。楽しみながら頭も鍛えられるカードゲームってす…
論理哲学論考はどんな人向き? ・思考と言語の関係 ・言語と世界の関係 ・言語の限界 ・哲学的な問いに解答はあるの? ・論理学の哲学 ・「私」と世界の関係 これらテーマが気になる人にぜひ読んで欲しいのが、ウィトゲンシュタインの論理哲学論考だ。 「語…
記事の内容 ・チューリングのどんなアイデアが、コンピュータサイエンスの基礎になっているのか ・AIには何ができて何ができないのか ・「計算する」とはどういうことか ・万能チューリング機械でも、「計算できない問題」とは何か コンピュータの発展は、現…
はじめての数理論理学 証明を作りながら学ぶ記号論理の考え方 今回紹介したい本がこちら。画像クリックでAmazonへ飛べます! 論理とは何かを追求する人が行き着くところが「論理学」。 しかし、なかなかとっつきやすい入門書がない。 今回の本は、高校生でも…
記事の内容 ・ディベート=意思決定のための具体的な方法 ・正解ではなく、「今の最善解」を導き出すのがディベート ・ディベート思考とは、客観を経て、主観で判断する方法 こんにちわ、メタです。 この記事は、「まじめに考えることを楽しみたい」「知るこ…
運命ってなんだ?? 今回紹介する本は、「運命論」を哲学するというものだ。 この運命という言葉、誰でも気軽に使っていると思う。 「あれは、運命だった」 「運命によって導かれたんだ」 しかし、運命という概念、深く考えようとすれば、なかなか奥が深い。…
普通の探偵じゃないミステリー 設定が新しいことで話題になった推理小説だ。著者は、井上真偽。 (名前からして、論理学の香りがしますね) どこが新しい点なのか、それはこの小説のタイトルが表している。 この小説の探偵は、「その可能性はすでに考えた」…
知的生産において見落とされている点 「知的生産ってなんだろう?」 「圧倒的に生産性のある人って?」 こうした疑問をもっている人も多いと思います。 今回の記事では、『イシューから始めよ』という本を参考に、そんな問いを掘り下げます。 ビジネス本とし…
「トートロジー」という言葉、使っていますか? 「それってトートロジーだよね。」 このように、「トートロジー」という言葉、耳にする機会があるかもしれません。 そんなトートロジーという言葉、正しく使えている自信はあるでしょうか。 日常会話での使い…
記事の内容 不完全性定理に興味ある人へ 「ゲーデルの不完全性定理」という言葉、みなさんは聞いたことがあるでしょうか?簡単に言うと、その名前の通り、数学(の一部)におけるある限界を示した定理です。私自身、この定理の存在を知って以来、その英知の…
記事の内容 全体性、社会、世界と「わたし」 「私」っていったいなんなの? この答えを知るためには、「様々な物事と私の関係」を考える必要があります。私と世界、私と全体性(すべてのものを含むこと)など。これらを科学や哲学、宗教によって分析しようと…
ナイスな出会い こんにちわ、メタです。 今回は、古本屋にてずっと欲しかった本を見つけることができたので、紹介します。 「不完全性定理」についての2冊です!! やっと発見できました、嬉しいーーー 本屋の利点 ちゃんと欲しいという動機を持ちつづければ…
論理って?推論って? 「論理」って何か説明できるでしょうか? はっきり言ってかなり難しい。論理の意味を分かりやすく知りたい人に向けて書きます。論理的になりたい人にも役立つかもしれません。 ・論理の根本ってなに? ・推論の正しさは何によって決ま…