記事の内容
少し前に、トヨタの社長のとある発言が話題になった。
「終身雇用を守るのは難しい」
この発言を受けて、堀江貴文がコメントをしていた。
今回の記事では、堀江氏の発言をまとめ、次のような点について考えてみたい
・終身雇用
・働き方の本質
終身雇用の終焉か
トヨタ社長の「終身雇用守るのが難しい」発言を受けて、堀江貴文が語る。
こちらの動画から、いくつか引用させてもらう。
そもそもすでに終身雇用は機能していない。
そもそも雇用が激減する。
自動運転が広まれば、車は売れなくなる。
電気自動車になれば、トヨタだからという利点が点がなくなる。
作るコストも減り、他のサービス系の企業が簡単に導入できるようになる。
「雇用を守るという概念すらなくなる。今働いている人たちの大半はいらなくなる。」
スマホとシェアリングエコノミーの中で生きていると、1つのことだけにベットして生きる生き方がいかにリスキーかがわかる。
終身雇用は、自分の全てが会社にあることになる。定年退職すればもう抜け殻のよう。
人間関係が会社の中だけに固定されてしまうのもリスク。
トヨタが、今の巨大な構造を劇的にかえられるのかは心配。
そもそも終身雇用は機能していない
派遣の制度もあるし、転職の制度もある。
正社員ではない働き方の人もたくさんいるし、転職を繰り返すのがもはや普通だ。
現在ですら、終身雇用ということを実感として感じているのは、50代などの一部の上の世代なのではないだろうか。
働き方よりも恐ろしいこと
自分の人生そのものを「会社」に捧げてしまうこと、これはどうだろうか。
会社の中での人間関係、価値観が全てになる。
これってとんでもなく恐ろしいことなのでは???
定年すれば、その会社でしか使えないような知識はもう使えない。
そして、人生の幸福度に最も直結する人間関係もそうだ。会社の中だけに規定されてしまっている。
会社という枠組みがなくなってしまったとき、その人間関係はどうなってしまうのか?
家庭のことは妻に任せ、いざ自分が定年してみると家に居場所がない。こんなお決まりのストーリーが存在していることすら、怖い。
複業の時代へ
これからの時代を生き抜くキーワードは、「勉強し続けること」だろう。
そして、それを元にお金になるような価値を生んでいくしかない。
一つのことだけにベットすれば、それが潰れればまずいことになる。そうではなく、いくつかの分野で手に職をつけていくのがいいのだろう。
しかし、やりたくもないことを勉強し続けることができるか???
いや、無理だろう。
だから、自分の「好き」が重要なのだ。
好きなことじゃないと、続けていくことはできないからだ。
成功している人は、この「好き」をもとに自分がしやすい努力を続けていっているように見える。
会社に依存し、嫌なことを我慢してやるという働き方は、「スキルアップ」の観点からも、もはや効率が悪いのだ。
私自身、「好き」を大切にしている。
本ブログのタイトルは、「好きをぶち抜く」だ。
自分の好きなことを深め、それを誰かの役に立つような価値に変換していきたい。この思いから、日々更新を続けている。
日本人の働き方について
以前まとめた次の記事も参考になる。
橘玲氏の本だ。一部を引用する。
海外では、すべてのスペシャリストが、「自分は何を専門にしているか」を答える。
一方、日本では、「どの会社に所属しているのか」を答える。
海外では、サラリーマンという概念は通じない。そして、自分の専門外の部署へ移動することもない。
日本の会社の大きな問題点は、スペシャリストの仕事を素人がやっていること。数年で部署を変わっていたら、専門的な知識は身につかない。
さらに衝撃的なデータがある。
日本のサラリーマンは世界で一番会社が嫌いで、自分の仕事にネガティブな感情を抱いているのだという!!!!
このデータは、何を意味するのだろうか...
この本では、「サラリーマン」が絶滅していくことが強調されている。
いずれにせよ、堀江貴文氏からは、多くのことが学べるはずだ。
次のような本を読んで、行動していきたい。
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