好きをブチ抜く

「好き」をブチ抜く

本、映画、科学、哲学、心理、すごい人の考え方など。あらゆる情報を編集したい。

ジェイコブス・ラダー 【解説・考察・ネタバレ】 自分から逃げたままで死ねるかぁ!

記事の内容 今回は、ある映画について紹介します。 それは、カルト的映画 ジェイコブス・ラダーです。 この映画から感じるイメージは次のようなものでした。 ・混沌した無意識 ・混沌とエロス ・異形の者たち ・悪魔的なトラウマ ・精神と受容 一部の人の間…

AI原論 【書評】 AIには何ができて何ができないか 哲学・情報学からの鋭いツッコミ

AIをちゃんと考えたい AI、人工知能に関する様々な言説の背景を、思想・哲学的に整理してくれる議論を求めてはいないでしょうか? この記事で紹介する、情報学が専門の西垣通さんの著作が参考になります。 なぜなら、 ・生命と機械の違いは? ・AIには何がで…

【基礎情報学③】心と社会のシステム 観察者の役割

心、社会へ こんにちわ、メタです Follow @kyogoku_meta オートポエーシスという関係を元に、システムをとらえ直した西垣通氏の基礎情報学。続いて、心、社会というシステムを定義しにかかります。 心というシステムの本質をオートポイエーシスとするのが面…

【基礎情報学②】意味を扱えるシステム 視点を内部に移すということ

情報とシステム!!オートポイエーシスに注目 こんにちわ、メタです Follow @kyogoku_meta 今回はこちらの記事の続きになります。 interaction.hatenadiary.jp 西垣通氏の基礎情報学、前回の続きとして「システム」についてまとめます。とくに、基本となるオ…

映画感想「ムーンライト」その "月明かり" は何を照らすのか

アカデミー作品賞 ・ほんとうの自分・救いのなさ・友、同性愛・孤独さ ・どうしてムーンライトなのか 2017年度のアカデミー作品賞の今作。ずっと気になっていてやっと見れました。気になったテーマは上のような感じです。重いですね。 あらすじ 名前はシャロ…

映画「哭声/コクソン」 【感想・ネタバレ・解説】 村ホラー × カオス

びっくりするほどカオスな映画 ・ジャンル分け不能な感じ ・閉鎖的な村ホラー ・ごちゃごちゃな雰囲気がうまい韓国映画 ・信仰や悪魔などの宗教的要素 ・結末もなんだか曖昧 さあ、この要素にピンとくる方にオススメです。あの日本人俳優、國村隼も出演。信…

【勘違いさせる力】社会で成功するために本当に必要なこと

「勘違い=認知バイアス」ってやべえ 今回は、こちらの本を読みました。 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 作者: ふろむだ 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2018/08/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含…

【自分を変えたきっかけ】何があなたを最も変えてくれるのか? "感染" のすすめ

記事の内容 この記事では、人の変化というテーマを扱います。 ・自分を成長させるには? ・人は何によって最も変化するのか? ・手段よりも目的が大事 ・すごい人たちのすごさ、雰囲気、オーラ これらを読み解くキーワードこそ、感染です。 これは、人がどう…

色彩 × 怪奇 があなたをトランスへ導く 映画感想「ネオンデーモン」

ここがすごい 色彩と怪奇の融合 予想できないストーリー 女性の綺麗さと怖さ トランス、トリップ これら要素にピンとくる方にオススメ。パッケージのイメージと裏腹に、かなり強烈な映画です。ショッキングなシーンもあるので注意。 あらすじ 誰もが目を奪わ…

映画「CURE」解説・解釈 「ねえ、あんたの話を聞かせてよ」邦画ホラー傑作

ここが凄い ・とにかく雰囲気が怖い ・無意識が誘導されていく過程が怖い ・人間の底が見えていく ・本当のあなたが出てくるかも ・誘導されそう、その先に待っているのは? 「ねえ、あんたの話を聞かせてよ」 この映画のキーパーソン、彼の言葉が聞こえてき…

【人生変わったぁぁぁ】 度肝抜かれたアイデアたち

人類の英知と真の自由さ こんにちわ、メタといいます。 Follow @kyogoku_meta 私がこれまで生きてきて、本当に度肝を抜かれたアイデアたちを紹介したい。初めてそれらアイデアに触れたとき、本当に脳汁がドボドボだった。体も心底震えた。 そして、それほど…

「心」おすすめ本紹介 心の性質を知って生きやすくなった男がすすめる

心について学ぶ こんにちわ、メタといいます。 Follow @kyogoku_meta 心についての本を紹介したい。どれも私にとって、とてもためになった本たちだ。読まずにはいられなかった本と言える。心から自由になるために、私は凄い人たちの知恵を借りずにはいられな…

京極夏彦という構築者 映画感想「姑獲鳥の夏」

京極夏彦が描く世界 呪いはあるぜ。しかも効く。呪いは祝いと同じことでもある。何の意味もない存在自体に意味を持たせ、価値を見出す言葉こそ呪術だ。プラスにする場合は祝うといい、マイナスにする場合は呪うという。呪いは言葉だ。文化だ。 さあ、どうで…

心の計算理論とコネクショニズム

心のはたらきの解明へ 心のはたらきを解明しようとする動きの中、認知科学におけるパラダイムはどう変化して行ったのか。心をモデル化するという営みの基本的な考え方はどこから来たのか。ここでは、心の計算理論とコネクショニズムについて確認する。 心の…

認知科学という "方法"入門のすすめ 心と脳の両方を知りたい人へ

記事の内容 認知科学のここがすごい 「心のはたらき」にあらゆる角度から迫れる 文系理系を統合する視点 従来の科学に縛られない新しいアプローチが取られる 心を対象にするので、科学だけにおさまらない 哲学と科学の境界が浮き彫りに 認知科学という学問分…

あなたは何に囚われているの?映画感想「プリズナーズ」

プリズナーズ(字幕版) 発売日: 2014/11/26 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る あらすじ アメリカ国民の誰しもが愛する家族と幸せなひとときを過ごす感謝祭の日、幼い少女が消えた。平穏な田舎町に突如訪れた惨劇。手がかりは少なく、警察(…